僕が個人的に最もギャグセンスがあると思う漫画家さんの作品です。
このアフロ田中シリーズは高校アフロ田中→中退アフロ田中→上京アフロ田中と続いており、今現在もスピリッツにて連載中です。年齢層は少し高め(20歳以上)ですが、その天才的な着眼点から繰り出されるギャグの数々は時に鋭く、時に鈍くボディに入ってきます。
まずはじめに言っておきたいことがあります。
タイトルだけを見て、食わず嫌いをしないこと。タイトルがアフロ・・・?うえ・・・どうせお下劣なギャグでしょ?絵がヘタな感じでだいたいわかるわー。とかいうイメージが先行してしまいます。事実、僕自身もゴリラーマンと同様、タイトルだけでなんとなく敬遠していました。
しかし!しかしですよ奥さん!
このアフロ田中はねえ、めっちゃ絵が上手いんですよーーー!ビクーン!!ちょっと、ちょっとね、若干女の子の描き分けは微妙なとこあるけども、ちゃんと女の子かわいいんですよーーーー!ビクーン!!
しかも、ギャグも下ネタだけど健康的な下ネタなんですよーーー!中退ぐらいからーーーー!ビクーン!!高校はちょっと人を選ぶかもな・・・・。うんこを流したかどうか迷うだけで一話が終わった話があるから。。。それに高校編は、後期に見られるのりつけ先生の真骨頂とも言える田中のアホ哲学があまり見られない、どちらかと言うとテンションで乗り切るギャグの傾向が見られることが多いのです。
だから個人的には中退くらいから読み始めて、はまったら高校も読んでみるといいかも。主要キャラ以外はだいたいシリーズごとにリセットされるし、主要キャラを知らなくても充分面白く読めます。かくいう僕も上京→高校→中退の順に読みましたが、充分おもしろかったです。
主人公の田中の特徴はアフロであるということなんですが、それほどこだわりがあるわけでもないらしく、色々髪型を変えたりします。そんなアフロ田中ですが、おそらく20代前半の男子はどっストライクに田中のアホ哲学に共感してしまうことでしょう。
ホントにアホなことに真剣に取り組む田中を見て、アホだなあ・・・でもなんかわかるなあ・・・とつい思ってしまいます。妙にリアルな田中の行動は、それだけで笑えてしまうのです。あと何気にリア充です。(リア充=リアルが充実した人の意)結構給料いいらしいですし、周りの女の子は結構かわいい子が多いです。そのかわいい子達とのフラグを田中はバッキバキに折ってますが。あ、でも基本モテないんだけどね田中。だけど最近ついに・・・・(ないしょないしょ)
田中の周りの人間関係も面白いです。個人的には上京アフロ田中でのサブキャラ陣が最も好きです。鈴木さんと西田さん。田中をサーフィンやスキー、陶芸連れて行ってくれたりと、結構面倒見のいいおっさん達。彼らとの絡みは基本田中のアホな相談から始まるんですが、それに真剣に答えるおっさん達に読者は癒されることでしょう。まさかおっさんに癒される日が来るとは、僕も予想外でした。
あと、アフロ田中シリーズには、突き抜けた神回がいくつかあります。(個人的に声を出して笑ったら神回に認定しています)神回とは、まさにその週の作者に神が降りてきたかのように凄まじいクオリティの回のことです。
キャバ嬢のスカートが廊下に放置されてて、それを田中が思わず履いてしまう回。
田中の微妙な友達の高橋君と一緒にカヌーをしてそいやそいやーと言う掛け声とともにカヌーを引き上げる回。
合コンへ行って何てスリリングな集会なんだー!の回。
とかもう色々ありすぎて、っていうか思い出してクソワロシュ。
そんなエロいんだけどヘタレな田中に自分を重ねあわせる人も多いと思います。
いや知らんけど・・・
知らんけども・・・

