残念な話だけど、地域おこし協力隊の受け入れは
その受け入れ自治体や地元団体の資質が問われる。
とても上手くいっているところもある。
協力隊のおかげで、活性した地域もある。
だから協力隊自体を否定はしない。
でも、ひとたび協力隊の受け入れがおいしいものだと
知ってしまうと、その受け入れ体制もできていないのに
また人を募集したりする。
何がおいしいかって?
お金ですよ。
人を雇うのに、自治体や団体は負担なし。
人件費の負担なしで人を雇える。
さらに、受け入れ経費的に毎月お金が入ってくる。
無料で人を雇えるうえに、プラスの収入まである。
辞めたら、任期満了したら、この収入を失う。
おいしい思いをしたら、収入がなかった頃には戻れない。
そしてまた人を募集する。
1人の人生
もしくはその家族の人生
背負うだなんて、そんな責任感じてない。
だから、協力隊になろうかと思う人は
その仕組みを知って、行き先をちゃんと
考えて欲しい。
自治体も地元団体に囁くんだよ。
「人を雇っても負担はないし、収入にもなるんですよ。
この制度、使わない手はないですよ」って。
私も目の当たりにしたり、話しに聞くのは一部だけど
それでも酷いところはいくつも見聞きした。
地方を元気に!と志のある人は、その想いが無駄に
ならないよう、ぜひ慎重に考えてください。