今回初上陸の山口県!
旅の始まりはこちら、功山寺から
曹洞宗のお寺で、開創1327年。毛利氏の菩提寺。仏殿は国宝。
開山から数年後には鎌倉幕府が滅亡し、南北朝時代へ
政権にそむいて京都を追われた足利尊氏が、九州に走る途中に立ち寄ったそうな。
国宝 仏殿
中が拝観できるのは特別開扉期間のみで、通常は入れない。
千手観音立像が安置されており、ご眷属の二十八部衆立像もいらっしゃるとのこと。
反っている屋根が珍しい
仏殿の裏手
皆さん身内だけでいらっしゃるのだろう。
これ以上は近づかない。
法堂
法堂に隣接している売店で拝観料を払い、中に上げてもらう
整然とした廊下
七卿落ち(しちきょうおち)
薩摩藩・会津藩などの公武合体派が画策した1863年8月18日の政変で失脚した尊王攘夷派の7人の公家が京都を追放され、長州藩へと落ち延びた。なお、7名のうち、公卿の列にあるのは、三条実美と三条西季知の両名だけであることから、二卿五朝臣といった言い方もある。
部屋から見える庭園
室内には様々な展示物があり
功山寺には「寺田屋事件」で竜馬を助けた長州藩士・三吉慎蔵の墓所もある。
売店から法堂への上り口に韋駄天様がいらした。
近寄るとセンサーで消灯する仕組みになっており、お顔の表情(目)が変化する。
韋駄天… 何かカッコいい。長崎で拝見した韋駄天様を思い出す。
境内には水が湧き出ていた
この壁は色々な歴史を見てきたのだろう
功山寺といえば、高杉晋作が挙兵した場所で有名です。
高杉像もありましたよ。
足利尊氏も来ていたんだ…。予習を殆どせずに来た私。
帰ってから改めて知ると、また行きたいなと思う。