【映画】スプリット

女子学生3人は
ホームパーティから帰る途中に
誘拐されて監禁される。
ケイシーは犯人が現れる度に
キャラ変してる事に気づき、
犯人は解離性同一性障害である事に
気づく、
脱出しようとする3人だったが…

昨年末にレンタルで見たばかりだけど、
ようやく売ってるのを見つけたので
中古DVDを買いました。
何で欲しがったのかと言うと
監督が好きなのと
『アンブレイカブル』と
『ミスター・ガラス』を繋ぐ
話だから。

この話が単なる誘拐事件の話
でないのは、
児童虐待による多重人格化などが
根底にあるから。
母親の虐待で23（最終的には24）
の人格に分裂した犯人と
養父に性的虐待を受け続けながら
内向的でありながら強く生きる
ケイシーとが比較になってますね。

90年代には日本でも
多重人格の小説、映画が
流行りましたね。
僕も『ISOLA』は買いました。
神戸が舞台なのも嬉しかったな。
この作品の中では
カウンセラーが多重人格について
色々説明してくれてます。

『アンブレイカブル』も
見たばかりなので
今回はもう見ませんが、
実は映画監督の間では
意外な事に最大の評価を
されてるらしいです。
というのもヒーロー物が
ウケなくなってた時代で
スーパーマンやバットマンでさえ
制作中止になる程だったのが、
この作品が大ヒットした事で
ヒーロー物のジャンルが
息を吹き返したからだとか。

ただこの『スプリット』、
劇場で見た時は
息が詰まりそうだったなぁ。
エンターテイメント性は低いけど
ちょっとショッキングなシーンは
多いです。

★★★☆☆