こんにちわ(^^)/しまじゅんです。

 

2023年たくさんの御縁に恵まれました。人や場所、出来事など数えられないくらいに

サンキューキタキューな思いでいっぱいです。

 

思いどおりには十分に書けていないのですが、書けなかった出来事は日を改めてパワーアップして書けるのだと信じることにします。

 

さて、2023年の締めくくりの出来事は

小倉昭和館、再建!

です。

 

 

 

 

 

↑再建した小倉昭和館です。

 

小倉北区の旦過地区で昨年2度の火災がありました。1度目の火災では免れた映画館「小倉昭和館」(以下、昭和館)は2度目の火災で焼失してしまいました。シネマコンプレックスではない、個人経営の単館映画館です。

↓こちらの写真は、火災前の昭和館です。

 

昭和館は2スクリーンありました。

 

本当に再建できるのだろうか…と半信半疑でした。

↓2023年4月1日の撮影。

 

夏頃は、こちら↓

 

 

工事の状況が見えないので、しばらく写真撮影もそのままになっていたら、できていました。。

何度も言うけど、すごいですね。。圧巻です。

 

再建した建物は1スクリーン。

 

そして、再建を望む声、署名運動や多くの方の支援があり(クラウドファンディングや募金など。もちろん私も募金で応援しました)今年12月19日にグランドオープンしました。

 

本当にすごい事です。

館主の方もその心のうちを本にされました。

 

 

 

本は買いました。読んでいてあの火災、ニュース映像を見て泣いたことを思いだします。それでも再建までのあいだ、昭和館の企画で沢山の映画が上映されました。

 

中でも私は井筒屋パステルホールでの【バケモン】という笑福亭鶴瓶さんのドキュメンタリーは人生に大きな衝撃を受けました。鶴瓶さんの圧倒的なサービス精神…言葉が出ないくらい衝撃を受けました。

そしてその鶴瓶さんが応援にパステルホールにいらっしゃいました。その事も館主・樋口さんの本に書かれいますので、ぜひ読まれてください。

 

さて、12月13日~12月17日には北九州市で初めての開催

北九州国際映画祭

がありました。

 

 

 

 

小倉駅にあるツーリズムの店では、パンフレットが置いていたのでゲットしました。

 

 
ちょっとラインナップを見てくださいませ!どれも魅力的で、もう開催期間中は、仕事を休んで行きたいくらいでした。実際に出来ないのが、惜しいです。

 

 

日曜だけは、絶対に観よう!

そして、私は2作品見ました。

 

まずは小倉のシネプレックス小倉松本零士さん原作の【キャプテンハーロック】

今年2月に逝去されたこともあり一瞬実写化と思うようなCG作品でした。北九州国際映画祭での上映ということで、いつもあるような映画の見せ方ではなく、上映前に作品のエピソードが司会の方より語られました。それがとても良かったです。

鑑賞後はみなで拍手。映画作品へそこに居合わせた来場者が一同拍手を送るという情景はとても心が温まりました。作品への敬意が感じられとても気持ちの良い空間でした。

 

2作品目は、小倉昭和館青山真治監督作品「東京公園」

青山真治監督は北九州市門司区のご出身。私も門司区にいたのでとても親近感があります。(余談ですが私が通っていた中学校で青山先生という先生がいらして、おそらく青山監督のお父様だったと思っているのですが、青山監督にお手紙書く前に監督が亡くなってしまいました…)

 

小倉昭和館のグランドオープンは12月19日なのですが、映画祭がある期間は特別にオープンしました。

ので、私はその上映日、12月17日に昭和館へ足を運びました。

 

 

 

なかでもチャゲさん(チャゲアスの)、小倉のご出身なので、おおっ!と思って思わず写真とってしまった。

(今年はチャゲさんの(毎日新聞主催の)フォーラムあったので行きたかった~)

 

ロビーにはたくさんの御花がありました。

 

 

印象的なのは、このネオン!

昭和館はこのネオンも名物でした。

 

火災で建物が焼け落ちる中で、このネオンは焼けても残っていました。

本でも書かれていますが、リリー・フランキーさんが館主に「これは残すように」とアドバイスを送ったというネオン。

 

再びこの新しく生まれ変わった館内で、こうして存在感を放っている。。。建物が新しくなっても歴史は紡がれている確かな象徴にも感じられ、元気づけられます。

 

 

リリー・フランキーさんは北九州国際映画祭のアンバサダー。

ちょうど私はリリーさんの「東京タワー」を再読している最中だったので、お母さん喜んでいらっしゃるだろうな~と思いを馳せました。

 

北九州国際映画祭、ぜひ続けて欲しい~!

今年はじめての開催でした。またブラッシュアップしながら育てたい文化です。

 

個人的には松本清張さんの作品を上映する上で、清張ファンの、みうらじゅん氏が特別コメントを寄せているというので、観たかったのですが、あいにくの平日、仕事時間と丸かぶり、なんとも残念極まりない心残りでした。

本市出身のタナダユキ監督の「マイ・ブロークン・マリコ」もすごく観たかった!

 

北九州市出身の映画監督、けっこうな数がいらしゃいますし、市のロケ地での作品もたくさんありますし!

 

ネットフリックスなどで、外に出ることがないまま作品を観る事ができますが、映画を観る、という体験こそが醍醐味だと思います。私はこの映画祭で、普段はなかなか会えない人と観に行きました。映画を観終わったあとには魚町銀天街の老舗喫茶、湖月堂に行きました。

 

 

贅沢なひととき。映画を観て食事やカフェしておしゃべりして…最高の愉しいひととき。

とても元気になりました。

 

街をこれからも育てるような活動を、小さなことでも良いので、続けていきたい私です。

 

読んでいただきありがとうございます。

毎日のしあわせに感謝しながら、本年のブログを締めたいと思います。

 

2024年も引き続きよろしくお願いします!

皆様お体大切にされてください。

 

 

追伸★北九州市政60年という節目の2023年は情報過多で日々の忙しさもあって網羅できなかった~!惜しいけど仕方ない!この思いはきっとどこかで表したいと思います!