二式大艇とは第二次世界大戦中活躍した、

水の上で離発着する大型の軍用飛行艇で、

大日本帝国海軍二式大型飛行艇の略称。

 

以前、台場にあった船の科学館に展示

されていて子供の頃から大人になって

まで何回か見に行って、その大きさと

美しさに感動していた。

 

現在は、海上自衛隊鹿屋航空基地に

展示してあり、20数年ぶりに鹿児島

まで会いに行った。

 

 

 

RICOH R1

 

基地の入り口に着いた途端、いきなり

二式大艇が見えてしまったではないか。

もっと焦らされた末に会えるものだと、

勝手に妄想していた身としては焦る事態。

 

でも、そこは気を取り直して資料館から

順番に見ていこうと入館する。

 

 

 

 

 

RICOH R1

 

ミリタリーファンのパンダ的存在である

零式艦上戦闘機の展示。

引き上げられた2機を合わせて再生した

とのことで、とてもきれいな機体。

 

 

 

 

 

RICOH R1

 

コックピットの近くまで行って見られ、

他ではなかなか味わえない貴重な機会。

 

 

 

 

 

RICOH R1

 

こんな大きい旭日旗もあまり見られない。

他にも貴重な資料や、戦艦や飛行機の

模型などが数多くあり長い時間飽きずに

見て回れる内容の充実度。

 

 

 

 

 

RICOH R1

 

さていよいよ、屋外展示されている

二式大艇のそばまで来て見上げてみる。

記憶の通り、大きくて美しい印象は、

何も変わらず、むしろ昔よりきれいに

塗装されているなと感心したほど。

 

 

 

 

 

RICOH R1

 

機銃のスペースもよく見え、360度

じっくりと鑑賞することができる。

時間と空間を超えての再会となった。

 

 

 

 

 

RICOH R1

 

零戦や二式大艇以外にも、海上自衛隊で

活躍していた飛行機やヘリコプターなども

屋外展示されている。

手前はUS-1Aおおとり。戦後に製造された

飛行艇でこちらは遭難救助に使われていた。

 

零戦や二式大艇に比べると、それ以外の

自衛隊機たちは保存状態が相当よくなく、

傷んで見えるのが少し悲しく感じた。

何十年後には今の零戦などと同じように、

歴史的な価値が出てくると思うので、

できるだけ大切に保存できればと願う。