…と、タイトルを書いてはみたものの‥
やっぱり 一言では言い表せませんっ…
勿論、主役の2人が物語の核になっていることには違いないのですが、その2人をより一際輝かせ 魅力ある人物像として浮き彫りにしてストーリーを展開していくためには 他のキャストは当然のことながら、 スタッフ全員での総力戦となります。
昨日、稽古場による最後の通し稽古が終わり、今回監修で全体的なものを見ていただいている 深作 健太さんにも見ていただき、最終的なアドバイスを多々いただきました。
お忙しい中、時々稽古場にいらしては より良くする為の有難いご指摘を幾つもいただいてきたわけですが、昨日は本番直前の衣装等を着けた通しを見て、まず非常に壮大なスケールの作品になったというお言葉をいただきました。
今回は衣装の早替え等もかなりあり、劇場のサイズからすると とても見応えのある作品になったと。
だからこそ、細かい部分にいたるまで 最後の最後まで さらに良く出来るところは直したいと。
的確で納得のいく 非常に有難いダメ出しでした。有難うございました。 <(_ _)>
各シーンごとの見所がそれぞれにあり、またそのシーンにおける意味あい‥といいますか、お客さんに正確に伝えなければいけないものがその場面ごとに必ずあるわけで…
そして、その為には 各キャラクター達が生き生きとそこに存在し 台詞という生きた言葉のキャッチボールをしながら 正しい方向へストーリーを展開させていかなくてはなりません。
ある意味 当たり前のこと、と思われるかもしれませんが、役に没頭し、演じることに集中し、何度も何度も同じことを繰り返し稽古していると、ややもすると 演者側からは気付かないところで 知らず知らずのうちに落とし穴に陥ってしまっていることがあります。
それをある種の味付けをしながら 冷静に、客観的に目指す方向へ導いていってくれるのが 演出であり、監修の存在なわけなんです。
確かにもう本番は目前です。
でも、初日の幕が上がるまで…いや、幕が上がってからも 微調整や より良くする為の挑戦は最後まで続けていきます。
初日には初日の良さがあり、千秋楽には千秋楽の良さがある。
同じことをしていながら実は全8回 同じものは一つとしてないんですから。
アレっ‥!? こんなことを書く予定じゃなかったんだけどなぁ…
ちなみにですが、僕の〝焔〟も勿論刀を使います。
一体どんな刀を使うのか、どんな衣装を着ているのか、どんなヘアメイクなのか…は、ネタバレになっては困るので、公演中は画像のほうは控えておきますが、ご来場いただける方は楽しみにしていて下さい。
〝赤竜双龍剣〟とはまた一味違う〝炎〟の剣の切れ味をご堪能あれ。
それと、もう一点。
衣装もさすがに 真っ赤っかな人ではありませんが、赤い部分も確かにあるんです。
そんな部分も探して観られるのも楽しみの一つかも。。。ふふっ‥
やっぱ赤っていい色だよねぇ~(しみじみ) Σ\( ̄ー ̄;)