回想~スカウトまでの話・最終章☆ | オンナだって強くなりたい♪~虚弱娘の空手奮闘記~

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アーネスト・ホーストの試合がキッカケとなってグローブ空手を始めた虚弱娘デス♪(・∀・)


☆これまでの話☆
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社長はとても驚かれた。

「俺から声がかかって断るなんて・・・・(゜Д゜;)


たしかに、
社長直々にスカウトされて、断る人なんていないだろうな。。。

しかも、あんな大きな会社。


あれだけ自分の事を買っていただいている。
・・・・こんなに嬉しい事はない。


でも、自分の性格は自分が一番よく知っている。


自分は、
「程々」という事が出来ない人間である(´・ω・`)

やり始めると、とことんやらないと気がすまない。


その会社に入社したら、
また自分は、早朝から夜中まで残業して、

とことんやり尽くすだろう。


片道2時間の通勤距離でも・・・・、

毎日、始発電車に乗って、終電で帰り、
土日も休日出勤してでも、

ヒットを生み出し、成績を上げようとするだろう。


それに今回、
社長のスカウトという事で、

普通に入社するよりも、周りの目は厳しくなる。


男性同士であれば、
“社長の友達”と言われるくらいで、

それでも周りから、バッシングはされるだろうケド、


自分とは異性であるがために、
“友達”という風には思ってもらえないだろう。

それこそ、“社長の愛人”と陰口を言われる可能性が高い。


そう言われないように、
文句の言われようがないくらいに、成績を上げようとすると、

以前の会社以上に、
無茶をして頑張ってしまう自分が見えてしまう。


それなら、
前の会社を辞めた意味がないんじゃない?


それに、そんな勤務状況なら、
今レッスンをしている4歳の生徒さんも、

せっかく来てもらっているのに、
レッスンが出来なくなったとお断りしなくてはいけなくなるし、

エレクトーン教室の看板も下ろさなくてはいけなくなる。


・・・・本当にそれでいいの?


考えた結果・・・・、お断りする事に。


逃がした魚は大きいかもね。。。(×_×;)


「能力があるのにもったいない。
エレクトーン講師なんかで食べていけないよ?」


・・・・食べていけないのは分かってる。


でも、その一方で、
好きな事を仕事にするのって、わくわくする。


ずっと、家庭の事情で、
やりたい事を我慢してきた人生。


好きな事が仕事に出来たら、
小さい頃からの夢を叶える事が出来たら、

こんなに素敵な事はないかなと思うんです。


・・・・バカだと思われても(;´▽`A``

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