5/5日祝の午後はU-ma KagurazakaでAfternoon Jazz 3rd seasonを拝聴。こどもの日らしいいいお天気で、U-maの天窓から差す光はまぶしいぐらい。シェードを下ろしてもらってライブがスタート。

LiLi vo
古田一行ts
下梶谷雅人gt
藤橋万記perc

インストはゆったりとラテンなI’ve been in love beforeからスタート。



LiLiさん登場でUndecided。カホンとギターのリズムにゆったりと乗って、ああでもない、こうでもないと楽しく迷う。歌詞は別れたい・別れられないという優柔不断な歌なので、ラテンアレンジではウキウキしちゃうように聞こえる。



花冷えのシーズンという意味のBlackberry winter。ギターの優しいイントロから、スローに歌が始まる。percも控えめに。tsはソロの後の2ndコーラスも渋く吹かす。

そしてI’m in the mood for love。お客様からのリクエストがあったサンバアレンジ。当人は来てないがやっちゃおうと、出だしからシャカシャカとリズミカルに。ノリノリなギターにpercのソロ。全然ムーディでない仕上がりになっていく。



インターチューンのインストもアップテンポな楽しいAnnie’s tune。



LiLiさん戻ってShenandoah。ギターとゆったりとクリアな声で歌い出す。中盤からコンガがリズムを奏でる。1sコーラスの後はtsが歌を引き継いで、しなやかに世界を広げていく。アメリカ民謡に分類される曲だけど、日本人が聞いても心にすうーっと沁みてくるいい歌。

MCなくアカペラで歌い出したのはI hear music。終盤からリズミカルにフルバンドで進行。スキャットとの掛け合いも楽しい。



1st最後はMornin’。ギターとギロのイントロから、リズミカルにスタート。ギターソロはキーボードみたいな音を出すシモカジさん。万記ちゃんとシモカジさんの芸達者さが光る。ルーパーで音をどんどん重ねると、percも白熱していく。



2nd
インストはゆったりとGone with the wind。映画風と共に去りぬで作られたわけではなく、それをイメージして作られた曲とのこと。

LiLiさんが戻ってTake the A train。ゆったりと鈍行電車で行こう的な、このバンドおなじみのアレンジ。トライアングルのチキチキいうpercがあってる。ギターソロはイパネマのフレーズを弾くと、LiLiさんはすかさずスキャットで合わせる。



それからこれもこのシーズンおなじみの茶摘み。ギターとマレットのpercで柔らかく。一音一音丁寧に発声していく。二番の歌はゆったりしたアレンジに合わないので改変されている。

茶摘み、田植えが終わるとこれがでてくるよねとA Ra。楽しく弾んで歌う。シモカジさんのギターソロはクワクワいうギター。これまたルーパーを使ってかえるの大合唱になっていく。

インターチューンのインストは、コンガのリズムに合わせてtsがテーマを吹くChega de saudade。ギターは中盤より入ってより華やかに。

LiLiさんが戻って、Green green。コンガのリズムからグリーングリーンと歌い始める。日本語に続いて英語歌詞。2ndコーラスはルバートで日本語。サビからリズミカルに英語にスイッチ。最後はまた日本語に戻ってスローに締める。



緑つながりと言って、On green dorphin street。これもルバートでゆったりとスタート。Bメロからリズミカルに。

最後の曲と言って、You make me。ギターのロックでダンサブルなイントロから、パンチきかせた歌。これはLiLiさんのライブでは超珍しい楽曲。かなり早口の英語歌詞で超速度で進行。



アンコールは翼。一転して優しいギターからゆったりと柔らかく歌って終幕。

ありがとうございました。



安定の白い空の4/5金は、上野アリエスでLiLi meets 山岸笙子トリオのライブ。アリエスは早くから客席が埋まり、神ライブの予感。

 

LiLi vo

山岸笙子pf、vo

林正男b

田村陽介ds

まずインストはずっと同じフレーズを繰り返すベースから始まるFootprint。ピアノは笙子さんらしいコード進行。中盤からドラムとベースがスイングになって変化をつける。



2曲目はAlfie。ピアノのソロから始まり、中盤からブラシとベースが入る。これも笙子さんらしいアレンジ。

LiLiさん登場。濃いピンクにスカイブルーの細かい模様の入るドレス。ちょっと目がちかちかしそうな(笑)
歌はLiLiさんがお気に入りのThe face I love。ドラムのカウントからポンポンと弾んでスタート。ワルツのリズムに乗ってクルクル回るように歌う。



それからTenderly。ピアノのイントロからゆったりと歌い出し。LiLiさんの低音が優しく響く。

続いてはボサでMeditation。英語詞は恋人が戻ってこないかと、瞑想にふけるという中身なので、1ミリも共感しないけどと言ってスタート。軽快なドラムに落ち着いたベースをバックにゆったりとフワッと歌う。



そして男の子の意地悪を歌ったMean to me。これも共感しないってw。ベースのイントロからリズムに乗って揺れながら歌う。Bメロからブラシ、ピアノと入り盛り上がっていく。

最近よく聞くFrom moment this on。ピアノのイントロから、ベースシンバルがアップテンポで進行。歌はスピードに乗ってグルーヴする。ベースソロの早弾きは気合いが入った演奏。前に聞いた時よりもよりグルーヴィーで私の好み。



1st最後はNight and day。一度聞いたら忘れられない笙子さんの異色のアレンジ。憂いを秘めたピアノから、フワッと歌が始まる。霧の中をさまようよう。そして次第に歌に力が入り霧が晴れていくかのよう。

2nd
インストはLibertango。ベースからスタート。やはり普通には演奏しない。勇ましいというよりもゆったりとピアノを弾き始める。ここでも林さんのソロが光る。キメは最後にユニゾンで締める。







LiLiさん
1曲目はSeraphic smile。笙子さんオリジナルのボイスの曲。ゆったりと空を飛ぶように歌う。アルバムではちょっとも無理してた感があったけど、今日の演奏は力まず自然に声が伸びてる。素晴しい仕上がり。

あの楽しかった4月を思い出してI’ll remember April。ドラムのアップテンポなリズムに乗って、ポンポンと進行。楽しかった思い出を懐かしむかのように。



それからDay by day。これもまた笙子さん独特なアレンジ。フワッと歌が始まりスキャットでコーラスが終わる。その後のベースソロ、ピアノソロは力強く。ドラムは要所要所でシンバルを入れてピリッとアクセントをつける。

LiLiさんカレンダーの4月のテーマはMy one and only love。ゆったりしたイントロから、歌は歌詞をはっきりと歌う。心の内に秘める強い力を歌に乗せて歌っていく。実は苦手だった曲だとか。それでLoveなしのMy one and onlyのほうをよく歌うわけなのね。



そしてThe way you look tonight。テンポが決まらず、結局ドラムのカウントからスタート。ドラムのリズムに乗って軽やかに弾む。

アレンジした笙子さんがよく歌うよねと言うInvitation。激ムズな曲をさらにアレンジ。リズムに乗って飛ばす。アップダウン激しく、バックは転調していくのでメロディをつかみにくい歌。ドラムソロが光る。

本日最後と言ってFour。ドラムのカウントでバンド一斉にスタート。歌は落ち着いてリズムに乗って駆け上がっていく。



アンコールは笙子さんとLiLiさんの2人の歌でIf you’ve never come to me(Inutil paisagem)。笙子さんから、ゆったりメロディにポル語歌詞を乗せていく。2ndコーラスはLiLiさんが英語で歌って締める。

今日は満席のお客さんで、セットリストも軽快な曲が多くて皆さん大満足?。次のアルバムは明るい曲ばかりで行きましょうよww



追伸、
今日のLiLiさんの写真は、すやすやとお休みの姿ばかりで恐縮です(爆)

 

追伸2、

今日はライブの途中から雨が降り始めたようですが、大した降りにはならず傘を差さずに帰れました。さすがですww
 

3/24日の午後は立川Jessie Jamesを訪問。引越しを前にライブ参加は控えてるのですが、これは行かないとねと。


LiLi vo

夏田克彦ds

佐藤まさみpf

横山裕b


まずはインスト。春らしくウキウキとするメロディの曲。インスト曲らしく私は初めて聞いたUp with the Lark。



LiLiさん登場で、You’re my everything。優しく歌い始める。スロースイング。今日のテーマは春ということらしい。


それからWaltz for Debby。ゆったりと踊るようにワルツに揺れる。ピアノソロは春全開のように音が舞い踊る。







それから、春なのに~と柏原芳恵じゃないけど、春の憂鬱を歌うSpring can really hang you up the most。美しいピアノイントロからスモーキーボイスでバースを物憂げに歌い始める。コーラスは春の霞のように。最後はぞくりとする声で~the mostという歌詞とアルコで消えていく。


今はこういうことはダメですよという前置きから、On the street where you live。ベースのイントロから軽くスキャットを合わせて、コーラスはシンバルと共に歌い出す。そしてピアノもタンタンと弾む。楽しくスイングして、2ndはバンド一体でグルーヴする。



親方のリクエストでGood morning heartache。悲しげなピアノイントロから、物憂げに歌がスタート。ベースとシンバルが軽くリズムを響かせる。ベースソロが歌の世界を引き継ぐ。この歌もLiLiさんのスモーキーな歌声がよく沁みる。


シーズンはいつでも良い歌だけど、春の花粉症みたいにまさか私が恋に落ちたのと紹介してIt could happen to you。軽快に弾むイントロからたっぷりとスイングで始まる。ドラムとスキャットの掛け合いも軽快に。


2nd

インストはラーシュ・ヤンソンのHope。美しく流れるピアノからスタート。ベースがしっかりしてるとピアノも生きてくる感じ。



LiLiさん、親方に紹介されてビクッとして登場。本名呼ばれたと勘違いしたらしい。歌はSkylark。ひばりは渡り鳥なので、旅するひばりになって思いを寄せる歌。まずゆったりと歌い出し。まさに春の野山を渡っていくように、さわやかに歌っていく。


2曲目はUp jumped spring。これは春というより恋に弾む心うちを歌ったものだけど、今の時期によく歌われる。バンド一斉にスタート。初手からワルツで大きく揺れて楽しく進行。



それから映画いそしぎのテーマ。だけど鳥は1羽も出てきませんと言ってThe shadow of your smile。美しいテーマのピアノイントロから、ゆったりと歌が始まる。リズムに乗って伸びやかに歌っていく。映画は見てないのですが、あまりこの美しい歌とは違う結末のようです。


これも映画からStella by starlight。ホラー映画のテーマ曲だけど、冒頭に終わりなき春の年月と出てくる。軽快なリズムで飛ばして歌っていく。このスイングがピッタリだけど、どんな場面でかかるのかな。



それから映画音楽のJazzでは外せないThe sound of music。春の雪解けでウキウキする感じ。ピアノとルバートでスタート。おおらかに優しく歌っていく。


続いてJoy spring。プロポーズソングといって、弾むピアノからスタート。歌は頭からポンポンと弾む。スキャットとドラムとの掛け合いも楽しく。ちょっ早で進行。口が回んないと終わってからポロリ。



アンコールは新しい出会いを願ってのI wish you love。ピアノとデュオでスタート。たっぷりと情感乗せて歌い出す。コーラスはベースのご機嫌なリズムにたっぷりとスイング。春らしく軽やかに進行していく。


今日は春でまとめた楽しいライブでした。ありがとうございました。



追伸、このあと雨が降ってきて、くもりおんなの威力を見せつけられた一日でした😅