息子が年少〜年中の時に、
- 療育園が開催した就学勉強会
- 有料の勉強会
- 教育委員会の方とのお話
などを通して子どもの進路選択に関して学びました。
また、たくさんの本を読んだり、皆さんのブログを読ませていただき、子どもの進路選択に関して勉強しました。
許可をとっていない勉強会の内容は載せられませんが、自分が勉強してまとめた内容や許可を得られた内容を公開したいと思います。
※記載内容は私の居住地域の場合です。個人で調べた内容も含まれているため誤りがある可能性もあります。
小学生の学びの場
どういう選択肢があるのか
地域の小学校
通常の学級、いわゆる普通級
- 1学級小中学校ともに35人程度のクラス。
- 集団の中で教科別の学習をする
普通級はどのような子が向いているのか
- 45分間着席していられる子
- 5~6時間目までの授業に参加できる子
- 1対35人の一斉指示で動ける子
- 興味のない活動や苦手な活動にもそれなりに参加することができる子
- 学習についていける子
通級指導教室
- 通常の学級に在籍しながら言語や発達の課題を改善・克服するための特別学習を週1~2時間程度実施する場所。
- 原則は教師と子どものマンツーマン指導だが、必要に応じてグループ学習ある
- 学区の関係上保護者の送迎が必要な場合がある(小学生。在籍学校に通級がない場合は抜けて他の学校に行く形。中学校は教員が学校に出向く形をとる)
- 医師の診断書が必要な場合がある
通級指導教室はどのような子が向いているのか
言語通級:言葉の力を伸ばす通級
- 構音障害、吃音、言語発達遅滞の子が対象
- 口腔機能を高める、発音練習、音読、リズム読み、1対1の会話、語彙を増やす練習をおこなう
発達通級:コミュニケーションを伸ばす通級
- 読み書きの困難さがある、発達性協調運動障害、集中力の持続困難、集団参加やコミュニケーションの困難さがある子が対象
- SST、各種ゲーム、粗大運動、微細運動、手の運動などを実施
特別支援学級
- 1学級8人までの少人数複式学級(1~2年生合同、3~4年生合同)
- 教員は担任1人(補助1人)
特別支援学級はどのような子が向いているのか
知的学級:軽度知的障害の児童対象(IQ50~70程度)
- 知的な遅れによる意思疎通の困難さや、日常生活において一部の支援が必要な児童対象
- 排泄、更衣など日常生活動作はほぼ自立(または声かけなどの軽介助)
- ひらがなの読み書きから本人にあったペースで学習を進める
- 学習が進むと情緒学級に転級する児童もいる
- 中学校で知的支援学級の場合、高等部は特別支援学校に進む児童が多い
自閉・情緒学級:自閉症スペクトラム、ADHD、学習障害の診断がある子
- 授業内容は通常学級と同じ教育課程を、子どもに合わせた形で進めていく
- 気持ちを安定させたり、コミュニケーションの力を高たり、他人と上手に関わったりする力を伸ばす特別な授業を行う
特別支援学校 小学部
- 1学級6人までの少人数学級。
- 生活自立・社会自立を目指してきめ細かい教育を行う
- 知的、肢体、聴覚、視覚
どのような子が向いているのか
→(2)へ続く