お母さんを助けたかった | 答え探しは卒業!!伊藤ゆうき(きちゃん)

答え探しは卒業!!伊藤ゆうき(きちゃん)

答え探しから脱却して、自分だけの望みを叶えていく!ための方法をお伝えしています。


さあ、何する?やろやろーー!!

ナリ心理学認定心理アドバイザー。秋田在住。
夫と子供2人の4人暮らし。



私たちはびっくりする程お母さんの影響を受けている。価値観、考え方、もう全てにおいて。


それは、さぁ紙に書きましょう!と言われた時に無意識に右手(利き手)を出すように。



私は、ずっとお母さんの事を可哀想だと思っている。

いつも我慢ばっかりで可哀想
好きな事できなくて可哀想
姑にいじめられて可哀想
おしゃれする余裕もなくて可哀想
いつも節約ばっかりで可哀想
入院して可哀想
頼る人いなくて可哀想
不幸で惨めで可哀想

可哀想 可哀想 可哀想 可哀想


ねぇ、お母さん、何でいつも大変そうなの?


私、助けたいけどできなくてごめん。
失敗ばっかりでごめん。
お母さんを笑顔にできなくてごめんなさい。
もっとできるようになるよ。
色んな事できるようになるよ。

そしたらお母さん、助けられるかな?

子供の頃、こんな風に思って育った。


今もずっとあの頃のまま、
「可哀想なお母さんを助けられる自分」を求めて頑張り続けている。


こんなに大好きなのにさ、ダイヤモンドと思えない。お母さんは不幸で惨めで可哀想。
何度ノートに書いてみても可哀想しか出てこない。何でだよ…泣けてくる(´;Д;`)


お盆に帰省して、お母さんと話をした。


ふと、
親を助けなきゃとか、可哀想とか、傲慢だよな。と思ったの。

助ける、支える、守る。
弱いから、だ。

親を勝手に弱い者にして助けなくちゃ、って随分上から目線だな。


お母さんは、弱くない。
強い。こんなに耐え忍んできたんだもの。

あぁ、お母さんは弱くないんだ。


「私、今までお母さんの事助けたくて頑張ってたけどさ、お母さんを弱いって思ってたんだね。

めっちゃ上から目線だね。子供が親を助けるなんて、傲慢だねー。やだー(^◇^;)

もう、やめるね。」


お母さん、苦笑いして
「貴方は旦那さんと子供たちとの生活を一番に考えてればいいの。」って言ってた。


少し光が差した気がした。

まだまだ、ダイヤモンドとは思えないけど、
螺旋階段を一つ上がった気がした。少しずつで、いい。


帰りに、お母さんにハグしてもらった。
腕を広げるとぎゅーってしてくれる。


お正月の時は照れながらだったけど、今回はぎゅーってしてくれた。


子供たちも一緒に絡みついてくる。団子のようになって、ジーンとして、胸がぎゅーっとなって涙が出た。