小潮 込み5部ほどからの釣行です。
…が。
下げ潮ならまだしも込みで84㎝しか動かない魔潮…世にも恐ろしい予感しかしません。
流れが止まる河川は避けて海方面。鰯付きのシーバスに癒されんとたつや神と共に移動。
今年は夏前から鰯の調子が良くて、土砂災害で一時期壊滅状態になったのにも関わらず再び復活して接岸。
オフショアから青物がばんばん狙えるとか狙えないとか…
移動してきた場所も潮通しの良い日中は鰯が接岸してきているであろうポイント。
夜間は目視できる鰯は見当たりませんが、昼間に鰯でいい思いをしているシーバスは思わず飛びついちゃう可能性もあるハズ。
はじめの数投が勝負なので先日から調子の良いルアー。
imaのエンパシー90で1投目。
明かりが水面に落ちている向こう側の暗い方にキャストして足元の足ぎわをトロトロと巻いてくるとコツコツコツとルアーにアタックしてきてる何か。
コツ…コツコツ…
ゴンッと少し強いアタリ。
バタバタとエラ洗い連発の可愛い抜き上げサイズ。
たつやさんが投げるのはUK SAPPA86WS。
少し角度を変えながら攻めるとすぐに食ってきました。
抜き上げられないサイズだったのでタモ入れさせていただきます。
鰯に着いているであろう、腹パン筋肉隆々ヤルキングシーバス。
僕も続きたいところ。
魚が釣れると他のシーバス達もベイトが入ったんじゃないかと勘違いして生命感の少なかった水面にポツポツとライズが出だして魚が上ずってきた感じ。
チャンスタイム〜。
エンパシーをやはり明かりの向こう側に着水させて明かりの1番強いあたりをテロテロ引いてきます。
テロテロテヘペロ〜〜…
明かるい部分から暗い影の方に入った瞬間下から突き上げるようなバイト!
明確なバイトだっただけに魚もさっきよりは全然良さそう。
度々下に突っ込もうとする元気な魚だったのでたつやさんにタモ入れをお願いして…
共同作業〜。
ネットイン〜。
跳ねて暴れる時の尻尾の力が川スズキは瞬発系だとするならばここの魚はパワーで押し切る爆発系。とにかくパワフルで身がしまって美味そう。
ヨダレを垂らしながらまだまだ狙います。
ミノーに変えて表層から順番にレンジを刻んでいきますが思うような反応を得られません。
たつやさんがエンパシーでもう一本追加されたので即ルアーを戻します。
エンパシーに変えて1投目…
飛距離だけは仕方がないですが、それをカバーする集魚力。使い易さ。
これまた素晴らしいルアーが世に出てしまったようですね。
先日の河川のままかりパターンでオグル85slmよりもスローに誘いたいシチュエーションで使い分けができたので、極寒期に向けてひとつ武器を手に入れたように思います。
下からコツコツ突っついていたこんなゲストも思わず飛びつくみたいですし。
この日はレンジは表層の一枚下、アクションはシンペンのナチュラルな動きにしか反応が無いというシビアな状況でしたが(澄み潮+流れが無いので当たり前ですが)ルアーの力で何とか魚との良エンを掴めたので良かったです。
癒されたまま納竿です。
そういえば市内河川の方もハイシーズンを前にしてだいぶ賑わってきたので特に年に数回しか来られない遠征組の方々に注意していただきたいのですが。
7月の豪雨の影響でかなり地形が変わっています。
ざっくり言うと中流域は全体的に浅くなって、海に近い下流域が去年よりだいぶ深くなっています。
中流域と下流域の定義は人によって違うと思うので僕の中での境界線を勝手に引いておきますのでただの参考までに…
浅くなるのはさほど問題ありませんが、危険なのは深くなっているポイントですよね。
込みの場合、去年と同じ潮位で大丈夫だと思って脱出潮位を見誤ると大変な事になりますからね…
色々回ってチェックしましたが、1番変わった所で50㎝ほど地面がえぐられているポイントもありました。
深くなったところに泥が堆積してハマりやすくなってる場所もありますのでご注意下さい。
川ごとにかなり状況は違いますが、ディープウェーディングされる際は頭に入れておいて、お気を付け下さい。とか言ってる自分が一番気をつけなければいけませんが…笑
今シーズンも皆様にも安全に、最高の魚との良いご縁がありますように…
ロッド Gcraft monster stream limited 912-TR
リール 18EXIST LT 4000-CXH
ライン 山豊テグス FAMELL JIGGING 1.2号200m
リーダー 山豊テグス 耐摩耗ショックリーダー 25LB
スナップ BOMBA DA AGUA NO.1