3年生になったボウズを
励まし 支えてくれた
もう一人の親友Sクン
学校に行かなくなってからも
彼とは連絡を取り合っていたようだ
5月になり 卒業アルバムのための
写真撮影が始まった
クラス写真・学年写真
数回に分けて 何度か撮影があった
担任や福担任 養護の先生方は
ボウズが登校できるように
励ましやサポートの提案を
ほぼ毎日 してくれていた
卒業アルバムの撮影の日は
午後から登校し 保健室でしばらく過ごし
Bクンを含めたクラスメートが
保健室にボウズを迎えに行ってくれて
撮影が終わると また
保健室に送り届けてもらったという
登校できないボウズを心配し
自分達に何か出来ることはないかと
先生に尋ねる生徒さんも
いたと伺った
行かなきゃいけないのは分かってる
明日は行こうって思う
でも朝になると どうしても
ダメなんや…
学校に行く時間が近づくと
家から出て行ってしまう
ときには
裸足のまま 飛び出して行った日もあった
1時間ほど歩いて帰ってくる
そんな日が続いていた
登校しても
教室に向かおうとすると
足が動かない…
「階段の下までは行けたけど、教室には入れなかった」
「今日は数学の授業に出たよ」
中間テストの出題範囲が発表されるころには
少しずつ授業にも出れるようになった