いつも励ましてくれた友達とも同じクラスになった


初めて「親友」と呼べる友達


修学旅行の沖縄で 体調を崩したボウズに
彼は ヨーグルトの差し入れを持って
部屋に様子を見に来てくれたそうだ


「○○って かなり いいヤツや」

なんて 嬉しそうに
照れくさそうに話してくれた


放課後 教室に残って勉強したり

カラオケに行ったり


時々 欠席をしたけれど

1年生の時は何だったのか…


と思うほど


問題なく 1年が過ぎようとしていた



「保健室仲間」の先輩からも
声をかけてもらったり
お土産をもらったり


学校でも独りではなかった。



「最近 心配なヤツがいるから、帰りは遅くなる」

と 家とは反対方向のクラスメートを
送っていったこともあった。



順調に立ち直ったと思っていた。



3年生進級を目前にした3月

親友との約束の場所へ向かう途中


また自転車で転んだ





「部活を辞める」という決断をしても


すぐには 立ち直れなかった




一人で登校することは出来ず
車での送迎


家を出ても 学校が近づくと
呼吸が荒くなって
唇が真っ青になる


学校に到着しても 車から出られず
駐車場まで養護の先生に
向かえに来てもらう…


数日登校して 休む

をくりかえし


数時間 欠課をすると補充対象

それ以上休むと留年


というところまで 欠席が増えた


気分が落ち着いているときには
教科担任の所へ行き
マンツーマンで指導を受けたり
単元テストを受けたりしながら


なんとか 補充なしで
1年生を 終えることが出来た。


多くはないが
友達がいないわけではなかった。

時には 「逃げるな」と叱られ
時には 「頑張れ」と励まされ

いつも その友達が 近くで支えてくれた。



「早く部活に戻りたい…」



怪我や体調不良が続き
部活も参加出来ずにいたとき

淋しそうな顔で 呟いたボウズ


1ヶ月も部活を休んでいると

筋力も体力も当然落ちる


みんなと同じメニューが こなせなかった


「今やれることをやればいいと思うよ」


私が思いつく言葉といえば
それぐらいだった



みんなとの 力の差が
どんどん広がっていく不安


ボウズは それに耐えられなくなってしまっていた


登校できても教室に入れず
保健室で過ごしたり

足の痺れや痛みを訴え歩けなくなり
数メートル歩くのに何度も転んだりした


なんで うちの子が…

この子は どうなってしまうんだろう…


脳外科・神経内科・スピリチュアルの先生
易学の先生・不登校を支援している学校の先生の講演会


なんとかしたい


そんな思いで
いろんな所を訪ねた



ボウズが 何度か死を選ぼうとしたことを知る


ショックだった…



何が そこまで ボウズを苦しめているのか…


あんなに大好きだった野球が
今は ストレスでしかないのか…



不登校を支援している某高校の先生に
個別に相談することが出来た



「お子さんは、お母さんから見て優しいですか?」


いくつか質問に答えたあと

その先生は
「大丈夫ですよ。思春期の不安定な時期と遅めの反抗期が重なってしまったのです」


思春期の不安定…


周りの空気に敏感で
どこか居心地の悪さを感じてしまう…


これが原因と決め付けてはいけない
犯人探しをしても解決しない


「学校に行きなさい」

というワードは

絶対使わないでください


お父さんが 子供を誉める
これで8割 解決します



そんなアドバイスをもらった