長谷寺の観音様のお御足に触れ、

安倍文殊院の獅子から降りた文殊菩薩様と

談山神社の如意輪観音様を拝観。

大満足でした(^^)



『いつも明るく元気よく』
『気持ち良くご利用頂こう』がモットーの
"めだか"こと、窪田泰伸です。


先週の水曜日(6/26)

今だけの特別な仏像を

拝観してきました。


今回は、

3箇所お参りしたのですが、

すべて桜井市にある社寺です。


まずは長谷寺から。

7月7日までご本尊十一面観音様の

お御足が触れます。


年2回、春と秋の特別拝観のたびに

お御足を触りに行ってますが、

毎回、心の安らぎを頂けます。


ご縁を結んでくださいますので、

いつも見守ってくださってるという

安心感もあります。

ありがたい事です。



それと、

予想以上に良かったのが紫陽花回廊。


平日だと言うのに、

若い女性やカップルの参拝者が

やたらと多い。


駐車場のおっちゃん曰く、

JR東海のいざいざ奈良の

テレビCMの効果もあるけれど、

紫陽花回廊が人気だとか。


確かに。めちゃ綺麗でした。

牡丹よりいいかも。


☆長谷寺といえば登廊。

 趣がありますね。


☆鉢植えの色んな種類の紫陽花が

 所狭しと飾られています。




☆国宝の本堂に続く階段脇には

 地植えの紫陽花。

 こちらも綺麗でした。


☆これも長谷寺では有名は

 礼堂の賓頭盧尊者と床青紅葉


☆蓮の花も咲き始めていました。



次にお参りしたのは、安倍文殊院。


ご本尊の文殊菩薩様は、

渡海文殊と言って、


衆生に知恵を授けるために

獅子に乗り、脇侍とともに

海を渡るお姿を表しています。

☆写真はお借りしました。


お寺の僧侶のお話では、

文殊菩薩が渡るのは地上の海ではなく、

お空の海との事。


雲海かな。

孫悟空が、筋斗雲に乗って

空を渡るようなイメージらしい。


そのご本尊をお祀りしている場所の

免震と耐震工事の影響で、


工事期間中のみ、

獅子から降りたお姿を拝観できます。

☆写真はお借りしました。

 獅子から降りられたお姿です。



お寺の僧侶のお話では、

長い歴史の中で、獅子から降りたのは、

今回を含めてたったの3回だとか。


今回と15年前は、お堂の工事の関係で。


その前となると、

戦国時代の焼き討ちで

獅子を焼失した時らしい。


獅子から降りられた分、

像高が低くなってますので、

より身近に感じられるし、

普段より目線が合いやすいです(^^) 

☆写真はお借りしました。 


1203年、大仏師 快慶の作だとか。

キリッとしたお顔立ちがイケメンです。


菩薩に性別はないから、

イケメンはおかしいですね(笑)


とても珍しく、

見る価値ありありですよ。


詳しくはホームページを

ご確認ください。




最後にお参りしたのは談山神社。

仏像を見るのに神社?


不思議に思うかも知れませんが、

談山神社には、年に一回だけ

特別に拝観させてくださる

秘仏があるんです。


それは、談峰如意輪観音様。



☆写真はお借りしました。


中臣鎌足(藤原鎌足)の

長男である定恵が、

唐から持ち帰ったと伝わります。


現在、祀られているのは

2代目のようですが。


談山神社は、定恵が、

父鎌足の菩提を弔うために創建した

妙楽寺と言うお寺が前身。


明治時代の神仏分離令により、

妙楽寺が談山神社に変わりましたが、

この観音様は、

大切にお祀りされてきたようです。


目を閉じて

何かを考えてるようなお顔は、


とても優しく、その深い愛情で

包み込んでくださるように感じます。


この観音様の足の甲には、

怪我をしたような傷があります。


何でも、怪我をした人の

身代わりになって出来た傷だとか。


なので、足腰健康のご利益があると

厚い信仰を集めておられるようです。


特別拝観の期間は、6月1日〜7月31日。

15時までに行けば、ボランティアの方に

ガイドして頂けますよ(^^)



奈良県は、

素晴らしい仏像の宝庫です。


そして、特別拝観の時期は、

普段は見れない素晴らしい仏像が

見れるチャンスです。


ご興味のある方は、是非!ニコニコ



【参考】

現在、決まっている乗務日は、
以下の通りです。

7日7日、9日、11日、13日、15日


乗務時間は、
8時頃から翌朝4時頃までです。
参考にして頂ければ幸いです。