それは、法隆寺です。
『いつも明るく元気よく』と
『気持ち良くご利用頂こう』がモットーの
"めだか"こと、窪田泰伸です。
先週の日曜日、
久しぶりに観光のお仕事を頂きました。
ホテルにお迎えに行って
お客様にご挨拶をした瞬間、
「なんて素敵なお客様なんだ」
って思ったほど、爽やかな笑顔と、
明るくて元気なお姿が
とても素敵なお客様でした。
東京からお越しの
お母様とお二人の娘様の3人組。
ご乗車頂いて、
行程やご希望などを確認してたら
妹さんが仏像好きと判明。
会った時から
テンション高めの私でしたが、
さらにアーーーップ
車内は、仏像話で
盛り上がりまくり(笑)
今回のご案内先は、
法起寺(車窓)→法隆寺→中宮寺
→法隆寺近くのカフェでランチ
→法輪寺(車窓)→薬師寺→東大寺
お二人の娘様は、共に修学旅行で
奈良に来たことがあるようですが、
お母様は、今回が初めて。
お母様の希望を叶えるべく
娘様がお母様をお連れしたとのこと。
お母様に
「優しい娘様ですね」
って言うと、
「私より娘達の方が楽しんでるのよ」
って照れ笑い。
ほんと、
素敵で可愛らしいお母様でした(^^)
ご案内は、法隆寺から。
5時間のご案内なので、
法隆寺を隅から隅までご案内すると
後行程の時間が足りなくなるので、
西院伽藍、大宝蔵院、百済観音堂を、
飛鳥時代特有の建築物と仏像の特徴や
伝承などをご紹介しながらご案内。
でもね、一番大切なのは、
それを細かく説明することではなく、
如何に楽しんでもらうか。
なので、
クイズや笑い話を織り交ぜたり、
カメラマンになって映えスポットで
記念撮影したり。
それと、
年代や大きさ、材質、工法などの
基本的なスペックよりも
「へーーーっ」
って言う反応を頂けるようなネタを
紹介するように心がけています。
だって、そっちの方が
楽しんでもらえますから(^^)
法隆寺や中宮寺に関しては、
「へーーーっ」っていう
ネタを仕入れたので、
早速、紹介したら大ウケ(^^)v
良かった~
☆日本で初めて
世界文化遺産に登録された法隆寺。
☆眺めた時に美しく見えるように
計算して造られている法隆寺五重塔。
☆相輪には鎌が。なんでー
☆法隆寺の本尊、釈迦三尊像と
現存する日本最古の四天王像。
(写真はお借りしました)
☆法隆寺百済観音堂の百済観音像。
8頭身という抜群のプロポーション。
(写真はお借りしました)
☆中宮寺のご本尊、菩薩半跏像。
髻が可愛い。
(写真はお借りしました)
☆中宮寺 天寿国曼荼羅繡帳。
日本最古の刺繍遺品。
(写真はお借りしました)
法隆寺と中宮寺を
堪能して頂いたあと、
近くの洒落たカフェで
軽いランチがてらご休憩。
私は、車内で待機。
後の行程の時間配分とかを検討。
うーーん、時間が足りんな
と言うことで、ご相談すると、
「法隆寺が凄すぎて、もうお腹いっぱい」
と娘様
なので、
奈良が初めてと言うお母様の
ご希望を最優先することに。
で、お母様のご希望は、
脚の具合が良くなるように
薬師寺にお参りしたいと。
そして、「ザ・奈良」を
堪能したいと言うことで、
東大寺をお参りすることに決定。
薬師寺では、
お母様の脚が良くなるようにと
お線香を上げさせて頂き、
お薬師様に4人でお祈り。
「なんで塔がふたつもあるの」
という質問に答えられなかったり
まだまだ勉強不足です。
宿題を頂きました。
☆薬師寺金堂と東西両塔。
(写真はお借りしました)
そして、
東大寺大仏殿に入ったのは、
閉館15分前。
急いで大仏殿を拝観。
聖武天皇の大仏にかける想いやら
大仏様にまつわる伝承やらを紹介。
御朱印は、
お客様が本日のラストだったようで、
書き終わると、
すぐに窓口が閉められたようです(笑)
☆聖武天皇の想いが詰まった大仏様。
で、その後、
せっかくだからと言うことで、
タクシーで
大湯屋~鐘楼~二月堂をご案内。
2時間ほど
時間を延長して頂きましたが、
とても喜んで頂けて
本当に良かったし、うれしかった。
ホテルにお送りし、お別れする際、
とても名残惜しくなってしまった。
お客様、
また奈良にお越しくださいね。
その時までに
薬師寺の塔がふたつある理由を
勉強しておきますね(^^)
お母様、
脚が良くなれば良いですね。
下手なご案内にもかかわらず、
笑顔でお付き合いくださり
本当にありがとうございました。
【参考】
現在、決まっている乗務日は、
以下の通りです。
3月26日、28日、30日
4月2日、4日、6日、9日、11日、
13日、15日
乗務時間は、
8時頃から翌朝4時頃までです。
参考にして頂ければ幸いです。