大神神社のある地域を
『三輪』と言いますが、

 

その名が付いた由来は、
おだまきの糸だった。

 

 

『いつも明るく元気よく』

『気持ち良くご利用頂こう』がモットーの
"めだか"こと、窪田泰伸です。

 

 

日本最古の神社のひとつとされ、
本殿を設けず、御神体の三輪山を

拝殿から三ツ鳥居を通して拝むという

原初の神祀りの様を今に伝える大神神社。

神秘と歴史に包まれた神社で、
様々な伝承がありますが、

今回は、その大神神社がある地域の名
『三輪』の由来をご紹介します。
 

面白いなぁと思ったお話なので
ちょっと息抜きにでも
お付き合いくださいね。

 

活玉依毘売(いくたまよりひめ)という

美しい娘のもとに、

夜になると麗しい若者が訪ねてきて、

ふたりはたちまち恋に落ち、
娘は身ごもった。

 

娘の両親は、
鍵がかかった娘の部屋に入ってくる

素性のわからない若者を不審に思い、
 

若者が訪ねてきた時、
赤土を床に撒き、

糸巻きの麻糸を針に通して
若者の衣の裾に刺せと教える。

翌朝になると、

糸は鍵穴から出ており辿って行くと、

大物主神が祀られている山に辿り着いた。

大物主神は、蛇神とも言われており、
故に鍵穴を通り抜けられたのだろう。

 

これにより、

若者の正体が大物主神であり、

お腹の子が神の子と知る。


この時に、残っていた糸巻きが

三巻き(三勾・みわ)だったことから

この地を美和(三輪)と名付けた。

☆『古事記』に書かれている

 大神神社の主祭神『大物主神』と

 活玉依毘売(いくたまよりひめ)の

 神婚説話より。写真はお借りしました。

 

 

 

大直禰子神社(おおたたねこ・若宮社)

の入口脇には、『おだまき杉』

言われる杉の古株が残り、

活玉依毘売の

糸巻き(苧環・おだまき)の糸が、
この杉の下まで続いていたという

伝説が残されているようです。

⭐︎おだまき杉(お借りしました)

 


へーーーーっ! 面白い!!


土地の名前には
必ず由来があると言いますが、
ほんとおもしろいお話ですね。

ご自身の
出身地やお住まいの地名の由来を
調べてみるのもおもしろいかも。
 

 

 

【参考】

現在、決まっている乗務日は、

以下の通りです。

 

5月30日。

 

6月1日、3日、5日、8日、10日、

12日、14日

 

乗務時間は、

8時頃から翌朝4時頃までです。

参考にして頂ければ幸いです。