ここのところ、私は彼の地で長い長い暇を持て余していた。
旦那が長期出張で3週間も不在だったからだ。
朝遅く起きて掃除して買い出し行ってご飯作って昼寝してオンライン英会話してダラダラネット徘徊しても1日が終わらない。
夫の海外赴任についてきた子どもいない奥さんなんて、だいたい毎日こんな感じだとは思うが、この時ばかりは強くこう思った。
こんななんの生産性もない生活はクソだと。
そんな時分、オランダでキャリアウーマンしてる(←ちょっと羨ましい)親友K氏からまさかのロンドン旅行のお誘いが。
女子旅キタアアアーーーー!!!!!!!(゚Д゚)!!!!!!!
と、言・う・わ・け・で、
お金もないくせに、行ってきましたロンドン!!
ドーーーーーン!!
こちらは水上バスからの眺めでございまして、このように、ロンドン観光の鉄板である「ロンドンブリッジ」を間近で見ることができます。
交通網が無数に張り巡らされているロンドンでは、電車+地下鉄+バス+タクシーに加えて水上バスも有力な交通機関になっているようです。
ちなみに、世界標準時として有名な「グリニッジ天文台」のお膝元から、かの有名な「ビッグベン」「ウエストミンスター宮殿」へと至る東西を水上移動して7£でした。
広い船内にはカフェスタンドが設けられ、窓ガラスの水滴もきれいに拭き取られて外の景色が見やすく、川沿いの観光地を効率よく見学できるので超オススメです(ロンドンの有名な観光地ってだいたい川沿いにあるし)
処刑場や幽霊屋敷として有名な恐怖の世界遺産「ロンドン塔」、世界最大級の観覧車「ロンドンアイ」だってこのとおり。
また、グリニッジ天文台の全貌はこんな感じ。
そしてそして、こここそが東経0°でもあり、西経0°でもある記念すべき地・・・
ただの線だよね!!!!!
でも、普段は人が並んでいるのにこの日は平日なのでガラガラ。
思う存分写真が撮れて最高とでも言うべきか。
天文台のある高台について後ろを振り返ると、ついさっきまで我々がいたロンドンのダウンタウンが見えました。
超高層ビルがピンポイントで密集してるあたりが大阪と似てて親近感を覚えてしまうな。
そレから、近々、ロンドンに行く予定がありましたら私から一つ忠告を。
これなんだかわかります?
英国国会議事堂である「ウエストミンスター宮殿」に付属するロンドンのシンボル「ビッグベン」。
2019年3月22日現在、絶賛工事中でございますw
ちなみに、すぐ近くに佇む「ウエストミンスター寺院」はこのように綺麗に見えるのでご安心を。
しかしながら中に入るのには20£(日本円で約3,000円)ほどかかります。
ブレクジットで揺れているとはいえ、さすが世界を牽引する都市の一つですね。
んで、んで、ロンドンで絶対忘れてはいけないのがここね。
パリのルーブル美術館、ロシアのエルミタージュ美術館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、台湾の故宮博物館と並んで、世界でもトップクラスの「大英博物館」でございます。
ここは、世界中から集めに集めてきた歴史的価値の高いコレクションをタダで展示することから「盗品博物館」と揶揄されるほど。
・・・ん?今なんて?
はい。大事なことだからもう一回言いますね。
入場料は無料です。
では、盗品博物館の中を少し見てみましょう。
ぬぬぬ!!!!
こっ、これは、、、ロゼッタストーン(本物)じゃないですか!!!
ロゼッタストーン自体はただの石だけど、歴史に消え去った古代エジプト象形文字(ヒエログリフ)の解明に大きく寄与したという点で歴史的価値が非常に高く、このロゼッタストーンをもとに、世界で初めてヒエログリフ解読に成功したフランス古代エジプト学の父・シャンポリオンのエピソードはあまりにも有名で云々・・・(以下略)
右上あたりに縦書きで絵文字みたいなのが刻まれていますが、まさにこれがヒエログリフ。
よくこんな複雑なの解読したよな。
このお方は、大エジプト帝国における黄金の時代を築いた太陽王・ラムセス2世様の胸像であらせられます(←誰?)
絶世の美女とうたわれし、クレオパトラのミイラも!
人間死体になったらみんな同じやなあ。
幼い頃から母の影響で古代エジプトが大好物な私。
ここでは胸のときめきを隠せないな!!!
また、隣の大きな展示室には、ギリシア彫刻が当時のまま復元されてありました。
頭部がもげても躍動感溢れるこの感じ、いいですね!
古代オリエント世界を統一した幻の古代文明・アッシリア帝国といえば、この半人半獣の像ですよね〜。
そしてアジア人(って言うか日本人?)の人だかりがすごい。
ささ、そろそろオタクなモードを払拭して次行きましょうか。
やってきたのはこちら、イギリス王室の「バッキンガム宮殿」。
ここでは、衛兵交代式が見れます。
よく知られている赤い服は夏用で、こちらは冬用。
渋い色の紫のロングコートに身を包み、一糸乱れぬ行進をします。
〜女子旅夢気分〜ブレクジットさなかのロンドンをガンガン旅してきた<ハリポタロケ地と夜の街編>に続く
<旅の一葉>
イギリスはEUにありながら、コンセントの形でも通貨でもなんでも独自のものを使いたがる傾向にある。
●通貨の話
£(ポンド)を使用し、1ポンド以下になるとp(=ペニー)を使う。
1€(ユーロ)以下が¢(セント)になるのと同じだね!
ちなみに、スーパーで「80p」と書かれていたら、電気屋さんじゃないんだから80ポイントじゃなくて80ペニーです。
そしてどの硬貨・紙幣にも同じ人物が。
お前らどんだけエリザベス女王好きやねん。
●コンセントの話
ヨーロッッパに住んでる日本人はつい思い込みがちだけど、イギリスはCタイプとちゃうんやで!
日本・・・Aタイプ
ヨーロッパ・・・Cタイプ
イギリス・・・BFタイプ