ニャアン、、、サイコキラーと化す…
そして、実はこれ少女漫画の三角関係の構図
5話目にしてかなり異色を放ってきたジークアクス
1〜3話は導入で普遍的な作り
4話で、でもこれガンダムなのよ?と一気に従来のガンダムらしさを解き放つ
その、らしさをキープしたままジークアクスならではの色が際立った5話だった
メインとなるのは、マチュ、シュウジ、ニャアン三人の心の動きなのだろう
おそらく戦争が、世界情勢が、社会が
などは関係ない
ファーストガンダムの1年戦争後のifの社会で
少年少女たちがガンダムというツールを用いて、心が動いていく
そこに焦点をあてたものか
というのも、5話の流れは完全に少女漫画のそれであり
キラキラにより心を通わせていたというマシュの自身を
いわばジークアクス搭乗によりニャアンがNTRした構図
あのキラキラは私とシュウジだけのものだったのに!
と
そして、ああ。この3人、倫理観壊れているな
というのが
クランバトルを通しての殺人に対して、完全に違和感が消失してしまった部分
ニャアンはキラキラによる全能感により、ハイになっている
頭潰せば勝ちのルールで、シイコはコクピット破壊しないかぎり
危害を与えてくるから、という正当防衛の建前は取れたが
マッシュかオルテガかうろ覚えだけど
ニャアンにコクピットを薙ぎ払われる不憫さよ
シュウジはナチュラルに殺人をするし
1年戦争でアムロと出くわさなかったから延命できた命が、ガンダムにより再び奪われるという
しかし、現状。この物語がどこに向かおうとしているのかがわからない
従来のガンダムシリーズのように、戦争を扱うものではない
ので、やはりガンダムを通したボーイミーツガールミーツ(もはや死語)が物語の主軸になるのだろうが
スレッタのトマトばりに少年少女らが殺人を犯すのはいかがなものか、というのが頭によぎりはする
スレッタは正当防衛だけど、すくなくともニャアンは戯れとして殺人を行った
人の命を奪うことの咎、罪、罰に対して
倫理的に展開されていくのか
作品の色としては、展開はされないだろう
であるならば、ニャアンは難民属性が新たに追加されたが
納得のいく背景を用意しておかないと、サイコキラーになってしまう
シュウジは「わけあり」という風に描かれていて、視聴者にも判断を保留されているので
仮に人を躊躇いなく殺そうが、違和感はない
ニャアンは、あれ?この子、人殺していいの?
シナリオ的に
という違和感や恐怖を感じた5話だった
キラキラ状態になったがゆえのハイになってるときの
いわば若気の至りなのであろうが
おそらく、6話でニャアンの殺人に対して
そこはシナリオの軸にならないだろう
キラキラでシュウジがNTRされた!
という3人の三角関係が主軸に展開されるだろうから