面白かったですが後日談的盛り上がりは否めない
ルルーシュの復活がメインテーマであった為にシリーズの位置付けとしてはFFⅩに対してのⅩ-2のような、ファンサービス的な位置づけ

個人的にはルルーシュ生存説を推していたので、特に御都合主義は感じないが

ルルーシュを復活させるのに利用したCの世界の新設定とやられ役として用意された中東?の国の急ごしらえ感はある

Cの世界を絡めたら大抵のことはなんでもできるよねってなってしまう
あと、シャーリーが生きていて驚きましたが劇場版リメイクだと生存ルートだった模様

今回、傭兵国家の急ごしらえ感はあったが後半のシャムナの願いを見るとルルーシュの敵として妥当ではあったと思う
あの国は戦争を生業としている国だからルルーシュが作り上げた平和の世界の中では非常に生きづらかったのだろう

リアルでも第二次世界大戦後に大規模戦争はこの世から無くなり、武力はテロに向けて用意されるようになったように
戦争中は需要があった傭兵も世界が平和になれば不要になる

先行きの無い国家の未来を憂いてのナナリー拉致からの戦争の火種を目論んだのだろう

ルルーシュ復活シーンから一転して話が一気に面白くなる
コードギアスはこうでないと

ギアス=ルルーシュですからね
TVアニメの敵味方が全員味方となり新たな敵に挑む構図もいい
スーパーロボット対戦的なお祭り感があった

そして、一番いいのがルルーシュの性格が変わったこと
様々な事を乗り越えて物事を全体的に見れるようになった結果、他者を慈しむ言動が多く見れるようになった


一番ルルーシュの変化が見て取れたのはCの世界に囚われたナナリーを救い出す際に人々の思念にまとわりつかれたシーン

あそこでルルーシュは思念に対してギアスで滅ぼそうとするも相手も人間である事に気付きギアス発動を取りやめた
そして今度は自分を犠牲にナナリーだけでも元の世界に戻そうとするも、ナナリーの想いを汲み取り「それは独善だ」と改めた
人々の思念を殺さず、自分とナナリーが帰還する方法を模索しているうちに
最終的にはCの世界にいた「ルルーシュとナナリーを助けたい」という人々の思念に救われる

あの瞬間に、ルルーシュは世界に救われた事を実感しただろう

世界には多種多様な想いが蠢く

テレビアニメ初期の頃はルルーシュは世界全てを憎んでいた
それがいまや世界の意思の多様性に気づき、その尊さを守りたいと願うようになった

シャムナの死に戻りはチートでしたね
チェスで相手だけ何度でも「待った」が許されて、しかも対戦相手には「待った」されている事実にすら気づかせないままに相手の裏をかき続けられるという

チート過ぎるために脚本に退場させられました

ナイトメアフレームの戦闘シーンは特筆すべき作画はあまりなかった気がします
逆に中盤、復活直後の牢獄籠城戦で敵の指揮官をルルーシュが煽る時の引きの作画がちょっと怪しかった

Cの世界周りの設定が色々いじられてるから不透明な部分もありますが、復活後のルルーシュはコード保持者かつギアスも使えるんでしょうね
人の理から外れてCCと未来永劫生きていく。LLとして

ルルーシュのパートナーはやはりCCじゃないと

新作でLLが新主人公にギアスを授けるシーンが妄想できる


しかし、改めて実感しましたがコードギアスは世界観はリアルですがキャラやキャラの挙動が誇張され気味ですね

さながら舞台を見ているような脚色

リアルなエンジンで世界が回るのではなく、演劇調に進行するのはコードギアスならではの魅力