レイチェルも異常者だけど、周りの登場キャラが異常者ばかりで異常な環境であったために、レイチェルの異常性を浮き彫りにしにくくする

叙述トリックの一種?だと思いますが面白い描きかた

もし平和な日常にレイチェルという存在が普通に暮らしていたらすぐに「この子おかしい!」って暴露されてしまうんですよね
ザックの少年時代は猟奇殺人者として日常と切り離された異質だったように

木を隠すなら森、みたいな感じでしょう


罪を知らぬ哀れな断罪を求める子羊的なレイチェル


登場キャラはみなマジ基地だから倫理観がズレているのも面白い

その中でもザックのバックボーンが丁寧に描かれている
猟奇殺人者の作り方のレシピとでもいうべきか


盲目の老人は実は「目が見えないフリをしていた」ならかなり面白くなるんですが、多分本当に目が見えなかったんでしょうね

その割に文字が書けたり、介護なしで普通に暮らしていたりツッコミどころ満載ですが

仮に、目が見えなかったのが演技だった場合
ザックを拾ったのは「寂しさ」からくるものだったのでしょう

いびつな少年と老人の話として、掘り下げたら一話くらい作れそうです


この作品の根底にあるテーマは「寂しさ」「人とのふれあい」「自身の価値観の他者との共有」であると感じます

レイチェルとザック、互いに利害関係の一致から始まる信頼関係を構築しているように一見にして見えますが
お互いに価値観のずれた者同士、仮初めの信頼でしかない

目的の一致から始まった2人であるが、徐々に惹かれ合い特別な存在へと昇華するようになるが
やはり最後には殺し合う

殺し合いではなく殺し愛

fate HFの士郎と言峰の最終決戦のようなニュアンスの殺し愛になると思います