ポッド「天使語で『肉の箱』を意味する」

この厨二度合いが最高にゾワッときてテンションが上がります

DODからニーアの世界に輸入された天使文字
それが唐突にCルートで表れ始める

あの塔は9Sは機械生命体が月面を攻撃する為に用意された砲台かと予想していましたが多分違うんでしょうね
アンドロイド製造工場のような何か?
肉に魂を入れてアンドロイドを作る?


Cルートから一気に世界観の舞台裏が開示され物語が広がりましたね


9Sの感情の変化が面白い
ネットでは闇落ちだとか、杜撰な9Sの心情描写だとか
そもそも9S自体が気に食わなくてBルートプレイするのが苦痛だとかの意見が多いみたいですね

自分はそうは思いません
むしろ、この物語の主人公は9S

たぶん9Sを叩く人の理由は、リゼロでスバルを叩く人の理由と近いんじゃないかと

また、A2もCルートで人物像が明らかになりますが、以外と愛嬌のあるキャラで驚きました
もっと冷徹冷静なキャラだと思ってたんですが、コミュ障気味のポンコツでポッドにもいじられる始末



9Sについて、個人的に9Sはレプリカントでいう所のカイネポジションに近く感じます
カイネはマモノ憑きにより、マモノ達の言葉や思念を感じ取りレプリカントとマモノの橋渡し的存在として機能していた
9Sはハッキングによりアンドロイドと機械生命体の橋渡しを行う

アンドロイドのコアは機械生命体のコアと製造原理は同じ
今作も、やはり同族同士が殺しあうというニーアらしい鬼畜設定

9SはCルートで機械生命体には感情なんてある訳がないという主張が加速していますが
それは機械生命体にも自分達と同じように意思や感情を持っているという理解を認めたくない感情の裏返しなんですよね

さんざんBルートで機械生命体達の心に触れてきたんですから


9Sは唐突に闇落ちした訳でもありません

そりゃ2Bを機械生命体と結果的にA2に殺されるシーンを目撃したら殺意の波動にも目覚めるってモノです

9Sはもともと2Bに対する感情の整理が出来ていなかった
愛情であったり、支配欲であったり。どろどろとした感情が渦巻いており、アダムにも感情の奥底には憎悪が渦巻いていると指摘されていた

整理がつかないまま2Bの死という事件により整理できていない感情の奔流が機械生命体への憎悪とA2への殺意へと切り替わる

Cルートではまず初めにバンカーが全滅するのも面白い
バンカーはアンドロイドにとっては戦いのよるべ、そして創造主たる人間は神そのもの

司令官も戦う為には理由が必要と豪語してましたが

Cルートでは9Sはまずバンカーという行動原理を失い、人類は既に滅んでいるという事実認識により信仰までも失う訳です

いわば9Sが自立した個として誕生するのがCルート
しかし、その新たな生命の宿りが憎悪から始まるのが本当にニーアらしくて面白い

オートマタは各キャラクター達がそれぞれ欲求により動いているのがいいですね
欲を持つことはヒトに近しいモノの証明でもあり

2Bは9Sへの親愛、家族愛のような感情
9Sは2Bへの愛情、家族ではなく他人へ向けた愛情
アダムは人への知的欲求
イヴはアダムへの兄弟愛
A2は機械生命体への復讐心?



9Sはポッドにも指摘されているようにバイタルが不安定
もう破滅しか見えないんだよなぁ
加えて自覚的に機械生命体を皆殺しにする意思を持ち

この辺りはガンツの桜井がトンコツの死により覚醒して善良な宇宙人まで殺しまくるシーンを思い出しました



あれ、なんだかCルート途中という事もあり纏まって感想が書けなくなってきた

9Sの心理描写も二転三転するだろうからとりあえずクリアしてから書く事にして



何が言いたいかというと9Sの評判は一部には不評みたいですが個人的には好きです