「この世の終わり」に直面した時、人は変われるのか? | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




結構前に、何かの番組でイギリスのメンタリストがやった「超大がかりなドッキリ」が紹介されていました。


その内容が、非常に興味深かったです。


というか、単純に面白かったです(笑)


おそらく、史上最大級のドッキリでしょう。


その名も「アポカリプス(この世の終わり)」です。


その内容とは、簡単に言うと、超グータラでダメ人間な1人のイギリス人男性をターゲットに、「隕石が降ってきて、地球が滅びる」という何かの映画に出てきそうな状況をリアルに体験させる、というものです。


そして、その結果として、その人は「どう変わっていくのか」を追っていく、何とも壮大なドッキリなのです。


あらすじをザックリ説明すると、まず、突如として、ターゲットが乗ったバスの前に隕石が落ちてきます。


それを見たターゲットは動揺し、仕掛け人のメンタリストに催眠術をかけられ気を失います。


そして、ふと目覚めると、病院のベッドに自分が横たわっているのです。


そこに人影は無く、近くにあったテレビを観てみると、「隕石に付着していたウイルスが驚異的な速さで人類を襲っている」との報道がされているではありませんか。


いやぁ、怖いですね(笑)


まさに、映画の世界です。


ターゲットは、そこである少女と出会い、自分とその少女は「感染者ではない」という事を知ります。


二人は、誰もいない病院から出て、外の状況を確かめに行こうとします。


しかし、その途中で、ゾンビ化してしまっている何人もの感染者と出会ってしまうのです。


そこから、映画さながらの彼らの脱出劇・逃亡劇が始まっていきます。


なかなかに壮大なスケールのドッキリですよね(笑)


僕が、これを最初に観た時、まるで1本の映画を見ているかのように、その世界観の中に引き込まれてしまいました。


普通に、Youtubeで「この世の終わり ドッキリ」とかで調べれば、観る事ができると思います。


30分くらいなので、気になる人は、時間がある時に観てみて下さい(受験生の人は、気晴らしに)。


それで、ただ「オススメですよ~。」という事が言いたいのではなく、注目すべきはこのドッキリの構成です。


実は、これを観終わった後に、スタジオゲストに来ていたメンタリスト・DaiGoさんの解説があったのですが、それが非常に興味深かったのです。


このドッキリの中では、主人公(ターゲット)が何人かの「キーパーソン」と出会っていきます。


そのキーパーソンというのは、実は、色々と計算されてその物語の中に登場させられていたのでした。


人が変わるためには、その人にとって、ある3つの役割を持った存在が必要だそうです。


それは、「①守るべき存在②反面教師③超えるべき存在」です。


最初に登場した「少女」というのは、実は、この中の「①守るべき存在」に当てはまる人物だったのです。


ドッキリの中では、他にも、「無責任で自分勝手な男」「責任感の強いリーダー気質の男」という2人の男が登場します。


これらが、言ってみれば、「②反面教師」「③超えるべき存在」の役割を担っているのです。


「超えるべき存在」というのは、簡単に言えば、ターゲットが見習うべき人って事ですね。


この人は、途中でいなくなってしまって、自分が少女を守っていかなければいけなくなるので、「超えるべき存在」なのです。


こういった人達が、計算的に配置されていて、彼らの影響を受けながらターゲットは人間的に変わっていきます。


最終的にどうなるのかは、観てのお楽しみですが、グータラだった男が変化していく様は観ていて非常に面白いです。


それで、今言ったような「キーパーソン」の話を聞き、僕は、「これって、実際の人生にも応用できるなぁ」と、ふと思ったのです。


基本的に、僕は、人生って「演出」が大事だと思っています。


自分が描きたいストーリーを決めて、そのために必要なものを配置していくのです。


その中でも重要なのが、「登場人物」です。


どういう人と出会い、どんな影響を受けるのかが、自分の人生を形作っていくわけです。


もちろん、それって、完全に意図してできるものではないですが、さっき言ったような「①守るべき存在②反面教師③超えるべき存在」という枠組みを持ってると、やりやすいです。


これらの役割を持った人がいると、自分の成長は加速していくし、人生全体が楽しくなります。


実は、僕は、一人で本とかを読みふけったり、映画を観たりするのが好きなのですが、そればかりをしていると、楽しさと同時に虚しさを感じる時があります。


「完全に独りきり」「完全に自由」な世界では、何かが欠けている感覚があるのです。


おそらく、それは「人との繋がり」です。


人間である限り、どこかで、「人との繋がり」を求めているのです。


だからこそ、リアルな人生を楽しむためには、「人間関係」の構築がカギになってくると思います。


その上で、今日話したような「①守るべき存在②反面教師③超えるべき存在」というのは、すごく良いヒントになるなぁ、と思ったのです。


あなたも、ぜひ、参考にしてみて下さい。


ドッキリ自体も、非常に面白いので、時間がある時に観てみて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

質問・感想・相談はご自由にどうぞ。


↓↓記事更新のエネルギーが補充されます ポチッとクリックお願いします(ブログランキングサイトに飛び、このブログのポイントに10p加算されます)☆


にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(指導・勉強法)へ 
にほんブログ村  


 
大学受験ランキング