※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に
アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。
今日は、『分厚い「困難の壁」を切り崩していく方法』というテーマで話していきたいと思います。
僕が大学受験で「早稲田」を目指すとなった時、めちゃくちゃ高い壁がそこに立ち塞がりました。
イメージ的には、自分がグーッと見上げるほどの壁がいきなり目の前にドンッと出現した感じです。
「やべぇ、向こう側の景色が見えないジャマイカ」って感じの存在感でした。
しかし、その「早稲田大学」というものの存在感に圧倒されながらも、「絶対にこの壁をぶち壊してやるぜ!」と燃えていました。
ただ、当時は、いきなりその壁をドーンと壊せるほどの破壊力(実力)を持ち合わせていませんでした(なんせ、偏差値50以下でしたから)。
そんな状況の中、僕がやった事というのは、いたってシンプルです。
それは、「自分がやるべき事を分解する」という作業です。
いきなり壁全体を壊そうとするのではなく、全体を構成している「1つ1つの小さな壁」を地道に破壊していこうと思ったのです。
例えば、まずは、やるべき教科を「英語、国語、世界史」というふうに分解しました。
そしたら今度は、英語を「単語、熟語、文法、英文解釈、長文演習」というふうに細かく分けていきました。
そして、それを1つ1つ潰していったわけです。
さらに言えば、単語を攻略するときは、「スペル、訳語、発音・・・」みたいに分解していって、「結局、長文を読むために何が必要なんだろう?」みたいな事を考えていきました。
こうやって、大きい「困難」を小さい「困難」に分解して、それを1つ1つ切り崩していったわけです。
これを全ての事に対してやっていきました。
そうしたら、どんどんデカい壁にヒビが入るようになり、1つ目のブロックが崩れて、隣のブロックも崩れて・・・みたいに、徐々に壁全体が壊れていったのです。
こうやって、分厚い「困難の壁」は、「分解して、一つ一つ壊していく」という方法で切り崩していく事ができます。
受験勉強をしていて、難しい問題に出会った時は、「うわぁ、全然分かんねぇ~」と思う事があると思います。
しかし、冷静になって、「待てよ、ここまでは分かるよな?でも、ここの単語が分かんないぞ。この単語の意味は何だろう?」みたいに細かく見ていく事によって、徐々に難問が切り崩されていくのです。
僕は、こういったやり方をあらゆる場面で使っていました。
試験本番で、一瞬分かんなくなってパニくっても、「ここは分かるよな?ここも分かる。あ、ここがよく分かんないんだ。でも、文脈から考えてこういう事か?」みたいな事を考えていました。
こうやって、困難を分割していく事によって、徐々に目の前の問題が切り崩されていきます。
デカルトの「困難は分割せよ。」という言葉は有名ですが、まさにアレです。
難しく感じる問題は、分解していけばいいのです。
これは、受験勉強だけでなく、人生のあらゆるところで通用する話です。
例えば、(いきなり恋愛の話になりますが)「女の子と付き合いたい」と思ったとしても、自分がそのレベルにいないとします。
そもそも女の子と話すのが苦手、みたいな。
そうしたら、「まずは、女の子としゃべれるようになろう」「その次に、メール友達を作ろう」「それができたらデートに誘おう」みたいに、課題を分割してから、一つずつクリアしていけばいいのです。
女の子が苦手な人が、いきなり「彼女を作ろう」みたいに考えると、壁がデカすぎますが、少しずつ目の前の小さな壁を壊していけば、必ず全体を壊す事ができます。
分厚い「困難の壁」は、そうやってぶち壊していくのです。
そして、何かしらの分野の壁を壊すと、それが「成功体験」となり、他の分野の壁が壊しやすくなります。
それは自信が付くのもそうですが、地道に壁を壊す感覚を身に付ける事によって、その感覚が他にも活きてくるからです。
「分解して、一つ一つ壊していく」という攻略法が肌感覚で分かるわけですね。
困難にぶち当たった時は、ぜひ、この「分解思考」をするようにしてみて下さい。
そうする事によって、分厚い「困難の壁」を切り崩していく事ができると思います。
そして、その壁の先にある「新しい世界」を見る事ができるわけです。
受験生の人は、デカい壁にぶつかっても諦めず、小さな壁を一つ一つぶち壊していって下さい。
残りの時間、できる事を精一杯やって、頑張っていって下さいね( ̄ー ̄)b
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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