「孤独なレース」に負けない強さ | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




僕が浪人生の時に通っていた塾(○ツ谷学院)では、最上階にフリースペース(休憩ルーム)みたいなところがありました。


そこでは、パソコンをカチャカチャしている人もいれば、飯を食べたり自習したりしてる人もいました。


僕は、頻繁にではないんですが、そこに行って昼食を取りながらボーッとしていました。


まぁ、気分転換ですね。


友達とたまたま会った時なんかに、一緒にご飯を食べて会話してる時もありました。


そして、その部屋を利用している時に、いつも見かける人達がいたのです。


その人たちは髪の毛が金髪で、チャラそうな服を着て、延々とおしゃべりをしていました。


塾に来ているはずなのに、全く勉強する様子も無く、よくある高校生のノリでギャーギャー騒いでいました。


僕はその人達を見るたびに、「この人たち何しに来てるんだろう?てか、勉強しなくて大丈夫なのか?」と心配していました(笑)


ある時なんかは、漫画で見るようなシーンを目撃しました。


その人達の輪の中に、明らかに場違いな感じの人が一人いて、何やらその人にお金をたかってる雰囲気だったのです(本当にそうだったかは分からないですが、「金貸してくれ」みたいな会話がうっすら聞こえてきました)。


僕は、「おぉ、この人たちヤベェぜ~」と思いながら、なるべく近付かないように気を付けてました。


その当時は、「この人たち高い金払って塾に来てるのに、もったいなさ過ぎでしょ」とか思いながら、ちょっと不思議な目で見ているところもありました。


その時は、特に深く考えず、「関わらないようにしよう」とだけ思ってたんですが、今その人達の心理を分析してみると、「あぁ、ビビってたんだな」と思います。


僕がその人達にビビってただけでなく(ビビってたんかい!)、実は、その人達もある事にビビっていたわけです。


何にビビってたのかと言うと、「受験勉強」にビビってたのです。


もっと言えば、受験勉強と向き合う事に対してビビッていたわけです。


そして、あまりにも怖いものだから、腰を抜かして、そこから逃げてしまっていたのです。


これは僕の推測でしかないですが、おそらくその人達は勉強が苦手で成績も悪かったのだと思います。


だから、浪人してしまいました。


そして、親に言われて嫌々ながら塾に入ってみたものの、真剣に勉強と向き合う事が出来ず、そこから逃げてしまったのです。


だからこそ、現実を見ないように、怖いものから逃げるように、自分と同じく逃げてる仲間たちを見つけておしゃべりに明け暮れていました。


まぁ、今のは完全に僕が考えたストーリーであって、真実かどうかは分かりません(笑)


だけど、あながち間違ってないんじゃないかなぁ、と思います。


勉強ができない時に、そこと向き合うのは怖いです。


これは、僕自身が経験していることなので、その気持ちはすごくよく分かります。


僕は、現役生の頃、夏休みが明けるまで受験勉強から逃げ続けていました。


もちろん、形的には単語帳とかをやったりしていましたが、本当に形だけの勉強でした。


本気で向き合ってダメダメな現状を見てしまうのが怖いので、「逃げの勉強」ばかりをしてしまっていたのです。


おそらく、塾の休憩ルームでたむろっていた子たちも、そういう心境だったんじゃないかなぁ、と思います。


受験勉強と真剣に向き合うのが怖いので、同じような人と群れてニセモノの「安心感」を得ていたのです。


本当に安心感を得たいなら、勉強と正面から向き合ってそれを克服する必要があります。


そうしないと、その場限りの安心感で自分を癒しながら、心のどこかでビクビクし続けなければならないのです。


はっきり言って、受験勉強は孤独な戦いで、なかなかの忍耐力を必要とします。


分からない問題と出会ったら、「やべぇ、全然わかんねぇ」と冷や汗をかきながら、何とかできるようになるために頑張らなければなりません。


成績が上がらなければ、自分の弱点や問題点を客観的に分析して、乗り越えていかなければなりません。


その作業ってのはラクなものではないです。


自分の精神力が試されます。


時には、逃げたくなる時もあると思います。


しかし、逃げてしまった先にあるのは、さっきから話している人達のような「現実逃避」によって感覚を麻痺させる生き方です。


その状態が続くと、頑張ってる人達を馬鹿にしてしまうかもしれません。


何かから逃げている人というのは、得てして人を小馬鹿にするような言動をします。


中島みゆきの『ファイト!』という歌でも、


闘う君の唄を~ 闘わない奴等が笑うだろう~ ファイト!


という一節がありますよね?


戦わない人は、何かの陰に隠れて、怯えながら戦う人を馬鹿にします。


しかし、そんな生き方はダサいですよね?


僕らは、そういった生き方では無く、「戦う側の人間」であるべきだと思います。


もし、今あなたが戦わない側の人間であるならば、戦う側の人間になりましょう。


そっちの方が、結果的にラクだと思います。


もし、今あなたが戦ってる側の人間なら、そんな自分を褒めてあげて欲しいと思います。


受験勉強は、孤独なレースで一番の敵は「自分自身」です。


ちょっとサボったって、誰にも気付かれやしません。


でも、だからこそ、試されているとも言えます。


受験勉強に対して真正面からぶつかっていって戦い抜けば、相当な自信が得られると思います。


「自分は、逃げずにやりきったぞ!」という達成感が得られます。


僕自身がそうでした。


その経験は、あらゆるところに活きてくると思います。


試験本番がすぐそこまで迫ってくると、怖かったりすると思いますが、逃げずに戦っていきましょう。


その方が、結果がどうであれ、悔いはないはずです。


受験生の人は、頑張って下さい(´ω`*)b


あなたの顔は見えないですが、このブログを読んでくれている人は全員応援しています。


最後まで戦い抜いて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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