このところ毎晩、男子バレー「ネーションズリーグ」を見たあと、おさらいのために「賢い医師生活」を観直してから寝るのが日課になってきました。今日は「賢い医師生活」シーズン1第7話~第9話を振り返ってみようと思います。今回も感動と笑いがいい塩梅で織り込まれています。

まず、このドラマで印象的なのは医師の言う2つの言葉です。

①医者は安易に「大丈夫。絶対治ります」とは言わない。断言できるのは

「最善を尽くします」ということだけ。

②このドラマでは比較的、臓器移植を多く取り上げていますが、その際

「お礼は臓器を提供してくれた方にしてください」と言うこと。

 

②は経験がないので分かりませんが、「最善を尽くします」は日本の病院で

聞いたことがありません。韓国のお医者さんは言うんでしょうかね。

 

さて、第7話も幼い子の肝移植から始まります。こどもの肝臓は小さいため

40歳以下でわりと小柄な脳死者を待つことになりますが、そう簡単には現れません。でも幼いジアにはたまたま脳死者が現れ、命が助かります。

若い両親はジョンウォンに「先生のおかげで助かりました。若い女性の脳死者が現れたのは私たちにとってすごくラッキーでした」と言うのです。

でもジョンウォンは「僕は手術しかしていません。22歳のやせ型の女性でした。ジアに肝臓を提供した方です。ジアのお誕生日には毎年、心の中で彼女にお礼を言ってください」と。

似たようなシーンは他の話でも出てきますが、もし、自分の子供が臓器提供を受けることになったら、真っ先に脳死者のことを考えるでしょうか。また、脳死者の死を尊重するお医者さんがどれほどいるでしょうか。なかなか感慨深いシーンでしたね。

 

笑えたのはジュンワンイクスンに会いに部隊へ行って、近くの中華料理店で

激辛ジャージャー麺を食べるシーンです。

新メニューの名前が「핵불짜장」。直訳すると「核の火のジャージャー麺」炎

日本語訳では「核」という字は入ってませんが、韓国では辛い物によく付けます。

しかも、このお店の名前は「ニュークリア飯店」(核爆弾飯店)。部隊の近所にあるなんて冗談きついですよ。今じゃなくて幸いでしたアセアセ

 

もう1つはカメオ出演「応答せよ1988」で貴金属店「鳳凰堂」を営むテク(パク・ボゴム)の父がそのままの設定で出演し、金の亀をイクジュンにお礼として渡すのはちょっとやりすぎ?と思いつつも笑えました。

あ、「応答せよ~」シリーズもシン・ウォノ監督の作品です。

 

第8話は3話に続き泣き笑いした回です。

まずイクジュンが両手の指をやけどし、ソンファに手当てしてもらった姿がこれ。

「けろっこデメタン」になったイクジュン笑 顔も洗えず、「患者が手術後、いつ髪を洗えるのかと聞く心境が初めて分かった」と言ってますが、ホントそれは分かってくれたよかったですびっくりマーク←ホントの医者じゃないけどアセアセ

結局ソンファに顔を洗ってもらうイクジュン。視聴者には、この2人の行く先は見えてましたよね~ウインク

 

続いてはミナが同僚の無断欠勤で、疲労がピークを極めた状況で緊急手術を任され

ソッキョンのスピーカーホンで初執刀を務めたシーン。その後のソッキョンの言葉。

「僕は賢くて頭がいい人より責任感のある人が好きだ」「君はいい医者になる」とミナを認めてあげるのです。あれ?ソッキョンもひょっとして…ラブラブとフラッグが立ったシーンでした。

 

そしてやはり極み付けはジュンワンが赤ちゃんの心臓弁膜の手術をして、結局、手の施しようがなく天国へ送るというシーン。

我が子を亡くして悲しむ両親に「二度と同じ病気で亡くなる子が出ないよう、心臓を病院に寄贈してくれませんか?一生懸命、研究しますから」と提案します。ジェハクはジュンワンのことを冷たい人だ言いますが、最後には2人で喪服を着て両親にお悔やみを言いに行きます。若い奥さんが旦那がいるのにジュンワンの胸の中で泣くシーンはどうかと思いましたが、ジーンとしましたね。

そこで流れる演奏曲「涙を集めて」。もうこれで涙腺が崩壊しました。

 

この曲は前から知っていましたが、こんないい曲だとは思いませんでした。

曲を聴くシチュエーションって大事ですね。

 

最後は第9話。この回は笑えるシーンが多かったですね。

インターンのソンヨンがコイル塞栓術(覚えてしまった医学用語)用に、剃毛を頼まれて、股ではなく髪の毛を全部そってしまったシーン爆  笑爆  笑

それからこのドラマにはあまり悪人が出てこないのですが、その中でいけ好かない医者がチョン・ミョンテ教授。いつも患者をバカにして「ネット情報をうのみにするなら家の近くの病院へ行け」などと平気で言い放ってしまう評判の悪い医者です。

しかし、そう言い放った相手が富も地位もある自分の見合い相手だったという…。

ざまあみろな展開はスカッとしました爆  笑

 

でも、イクジュンがチホンからイクスンのつらい失恋話を聞いて部隊を訪れるラストのシーンはやっぱり泣けました。「賢い私生活」には日本みたいな「お涙ちょうだい」的なわざとらしいシーンがないのに、胸の奥にジーンと響く優しさがあって

ちょっと心が乾いてる時には観たくなってしまうんですよね。

 

今日も長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます。

おそらく、次回でシーズン1を終わりにして、

ちょっとした韓国語の豆知識を書いてみようと思いま~す。

 

疲れたらまたシーズン2について書きますけどね。

 

それでは~。

 

 

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