去る4月26日(金)三朝温泉の「ブランナールみささ」で、町老連、平成31年度の定期総会が開催された。諸先輩の霊に黙祷を捧げ、国歌斉唱、町民憲章唱和のあと、表彰式。永年功労のあった会員が受賞。我が小鹿老人クラブからは、竹部さんが受賞。

そして、団体表彰として、私たちの小鹿老クが表彰を受けた。山口会長は、受賞者を讃えたのち、町会長を退任する旨の挨拶をした。

                                    

              

来賓には松浦町長、清水町議会副議長、遠藤社協会長を迎えて、それぞれから、高齢社会の中で高齢者への活動が期待され、激励の言葉を頂いた。

   

総会議長にはこれも小鹿老クの馬野副会長を選任。30年度事業・決算、監査報告。並びに31年度事業・予算計画が事務局から提案され、満場一致で、承認・可決された。次に役員の改選。9つの単位老人クラブ会長が紹介され、その互選で私が会長に選任された。各会長の自己紹介の後、代表して私が、ごあいさつ。(全文は次のとおり)

 

新役員を代表して、一言ご挨拶を申し上げます。先ず、長年会長としてご尽力いただき、私たちの町老人クラブ連合会をけん引して下さった、山口前会長に心から感謝の誠を捧げたいと思います。皆さん、拍手をお願いします。

さて、この度、理事の互選という事で、図らずも歴史と伝統のある三朝町老人クラブ連合会の会長を勤めさせて頂くことになりました、小鹿地区老人クラブ会長の山本邦彦(法名邦道)でございます。元より浅学非才で皆様の代表に値する人間ではありませんが、各地区会長他、会員の皆様・そして社協や三朝町の皆様のご支援と積極的な参加をお願いして、この重責を勤めさせて頂きたいと決意しておりますので、何卒よろしくお願い致します。

さて、少子高齢社会を迎えて、私達高齢者の果たす役割は、極めて大きいものがあると感じております。我が三朝町人口の約4割は高齢者であります。その私たちが、我がふるさと三朝町の原動力なのであります。勿論子ども・若者への期待が一番でありますが、私達高齢者はその子供・若者を育て、次の世代に受け継いでゆかなければなりません。その意味で、高齢者だからといって、隠居してはおられません。三朝町の中核を担う心意気で、青年の時代に若返って、元気はつらつと、活動を展開しなければならないと考えております。

時代は平成から「令和」へと新しい時代を迎えます。「清く美しく和やかに、全ての国民が心を寄せ合う中で、文化が生まれ育ち、一人ひとりの日本人が明日への希望と共に、それぞれの大きな花を咲かせることができる国でありたい」との願いが込められています。私達老人クラブもこの「令和」に込められた願いの実現に向かって活動を進めなければなりません。その為には、私たちにできる事は進んでその役割を果たしてゆかなければならないと感じています。先ずは、皆さんと共に、元気で、仲良く楽しく、そして少しでも三朝町や地域の皆様にお役に立てる老人クラブを目指して、頑張りましょう。

私は「私達、高齢者はジゲの留守番役」ではないかと考えています。「あいさつ、声掛け、見守り運動」位はできるのではないかとも思っています。

各老人クラブの会長さんと話し合い、会員の皆さんのご意見を伺って進めて参りたいと思いますので、どうかよろしくお願いして会長就任の緒ご挨拶と致します。

 

今後は、この実現に向けて、各会長他、会員の皆さんのご支援を受けて、精一杯、の精進をさせて頂く決意である。

 

今日も良き日でありますように・・合掌・・