花粉症と言えば、杉花粉が最も有名で、日本での罹患者も最も多い花粉です。
今日はこの杉についての話です。
杉は高度経済成長期に木材としての成長が早く品質が良いという理由から日本の各地に大規模に植林が行われました。
この結果、日本中に大量の杉が植えられ、毎年大量の花粉を生じているのです。
そして、東京都にも杉が数多く植えられており、東京都にもたくさんの杉花粉が降り注いでいます。
しかし、この東京の杉花粉が減っていることをご存知でしょうか。
実は、この杉花粉が埼玉へ流れているのではないかという話があります。
東京都と埼玉県の境界には森林が広がっている地域があります。
この地域に杉の植林が進んでいることがその原因です。
東京と埼玉の境に杉が増えているならば、東京にもその花粉被害はあるのではないかと考えるでしょう。
そこで出てくるのが以前に書いた風の道です。
風の道により、東京湾からの風は東京を貫流して埼玉方面へと流れていきます。
この風に乗って東京と埼玉の境界で発生した花粉はその多くが埼玉方面へと流れていくのです。
これでは埼玉県民に花粉症が増えるのではないでしょうか。