安倍政権で初の内閣改造がうわさされているようです。
政権発足から1年と少し、これまで閣僚に大きな変更はなく、安定した政権運営が行われているように見えます。
民主党時代には度々繰り返されていたような感のある内閣改造なので、久しぶりにその言葉を聞いたような印象を受けました。
大きな失態もなく、政権もうまく運営されているように見えるこの時期になぜ内閣改造なのでしょうか。
内閣改造の目的は大きく分けて二つあります。
ひとつは、閣僚の失態や配置ミスによる内閣の改善です。これは通常考える内閣改造の理由であり、(実際に改善されるかは別として)現状の弱点を補うことで内閣をより強力なものにするというものです。
もうひとつが今回の内閣改造の理由と思われるものです。その理由は、議員の閣僚順番待ち。
一定程度の議員経験を積んだ議員は、閣僚のポストを望むようになります。誰しも大臣になりたいということです。
そこで、主に自民党はこの大臣のポストを順番に配置してきました。これによって党内の議員に不満を溜めないようにしてきました。
最近は幸か不幸か、定期的に閣僚に不祥事が起こって、順番がうまく回っていたのですが、現在の安倍政権ではそういった不祥事による交代が起こりませんでした。
そのために、順番待ちをしている議員が多く生まれてしまっている状態です。
こういった議員たちが不満分子となって、党内の足並みが乱れてしまうことも考えられます。
だからこその今回の内閣改造であります。
つまりは、党内政治ということですね。
この人事について私は賛成です。
内閣を健全に運営するためには、当然与党の運営も重要な要素の一つです。
与党党内の運営を円滑に進めることによって、結果的に安定的な政権運営と、安定的な政治が実現できるのではないでしょうか。