雲ひとつない空。
快晴だなあと
空を見上げていると
ヒヨドリの大群およそ数百羽。
来た来た!
いつものヒヨドリの渡り。
冬前に本土から渡ってきます。
農家にとっては大敵で
みかんや
ジャガイモの芽が
食べられてしまい
大損害を被る年もあるようです。
しかし
こういうを光景を目にすると
やはり自然のダイナミズムを感じます。
さて、午前中は
時計ムーブメント組み込み作業。
これは結構地道な作業のひとつです。
組み込みながら
そういえばこの時計の
組み込み体験しているところを
テレビで見たことあるなと思い出し、
でもこの作業が果たして面白いのか?
という疑問が湧いてきます。
私にとってはいつものことで
面白さは感じないのですが
初めての体験であればひょっとすれば
面白いのかもしれません。
機械の組み込みは結構簡単。
まあ、将来の木工体験の
メニュー候補に入れておくことにします。
DIYでも簡単にできるので
興味がある方は
時計作りにトライすることを
お勧めします。
時計の機械や針は
今はアマゾンなどで簡単に手に入るし
時計の機械を固定する穴さえ
あけることができれば簡単です。
電動ドリルと時計の機械にあった
穴の大きさのドリルと
気に入った板切れがあれば十分です。
板の厚さは
時計の機械の種類で決まってきますが
私がいつも使っている機械は
8mm厚までの板であれば作れます。
オフコーポレーション。
木工作家の強い味方
ついでにDIY手順を簡単にご説明。
1.板を用意。
写真の板は3㎝厚。
使用する機械の適応板厚が8㎜なので
時計の機械が入るところを
深さ2.2㎝掘りこんでいます。
時計を掛ける穴をあけておきます。
直径15㎜程度
時計の機械に
掛け金具がついているので
穴無しでも大丈夫です。
文字盤も仕上げておきます。
これは何でもあり。
文字をかいてもいいし
何か貼り付けても良い。
屋久島では貝殻を貼り付けて
作る人が多いようです。
12等分の位置に
文字等配置したほうが
時間が分かりやすいです。
もちろん無地でもOKです。
そこはご自由に!
2.時計の機械を用意
時計の機械(ムーブメント)は
リング状のナットで時計の表側から
締め付けて固定します。
ムーブメントの
ナットで締めこむネジの部分に
グリスを少し塗っておきます。
塗っておかないとまれに錆びついて
後に機械が故障したとき外れなくなります。
3.時計機械取付
ナット回しの工具
これもオフコーポレーションで売ってます。
あまり強く締めこむと機械が壊れます。
4.針取り付け
時針、分針、秒針の順に
取り付けていきます。
指ではめ込むだけで簡単です。
これも無用な力は厳禁です。
5.完成です
ギャラリー内に時計が増えました。
もしDIYで質問等ございましたら
お気軽にお問い合わせくださいませ。