物を作りたい!

 

これは幼少期からの思い。

今もその思いは変わらず

その思いに間違いはありません。

 

子供のころは

太い倒れた孟宗竹を家の横の竹藪から

拾ってきてせっせと竹とんぼ作りしたり

竹ひごと紙でつくる飛行機を

家の裏の田んぼで飛ばしたり、

集大成は人の背丈ほどある大凧作り。

 

その頃は

自分の中から発する

作りたいという純粋なメッセージに

したがって作っていたように思います。

 

しかし

木工を始めてから

少し自分が進んでいる方向が

違っている?と思える瞬間があります。

 

作りたいと思って

作ってみようとしたけれど

何かしっくりこなかったり

はかどらなかったり

凄くしんどかったり

作るのをやめてしまったり。

 

そんな時、内観してみると

凄い物を作って皆を驚かせたい、

格好つけたい、という

思いが隠れていることに気がつきます。

 

見栄をはりたい。

 

自分に価値があることを

認めてもらたいという

刷り込まれた観念から

生まれてくるものなので

まあこれが人間というものなのですが

 

自分の深いところの意識が

それは本当に自分が作りたいものと

違っていたということに

ここ数年で気がついてしまった今、

 

これからの木工人生を

どのように進めていくのか

少し考えてみる時期に

差し掛かっているなあと

思っている今日この頃です。

 

 

さて

10月開催の木材フェスタ。

 

この木材フェスタ、

2年ほど前から体験型にシフトしてきたので

弊工房でも今年は

ワークショップでもやろうかと模索中。

 

明日までに何をするのか

役場のほうに連絡しないといけないので

ただいま思案のしどころです。