Instagramから流れて来るストーリー。


何故だか最近良く見かけるのが


自信がない

必要とされていない

なんのために生きているのか


などの自身の内面を

吐露しているストーリー。


元気で明るいあの人が

そんな不安を抱えて生きている。






そもそも人間という生き物は

自分には価値が無いという意識が

DNAの中に刻まれているのではないか?


そんな疑問も湧いてきます。


でも価値が無いと思うから

一生懸命頑張って

何かを得ようとするのかもしれないなと

最近思うようになりました。


他人に認められたい。

他人に認められることによって

自分には価値があるのだと納得できる。


それが人間の原動力になり

ここまでの文明の進化が

あったのかもしれません。


もし文明の進化が無かったら、

インターネットや飛行機が無かったら、

こんな屋久島の山の中のギャラリーまで

しかも海外のお客さまが

おみえになることなど無くて

今の私のようなのんびりとした

ぼちぼち生活は成り立たってはいません。


そう考えると


無価値感や不安感など

ネガティブな感情を

悪いものと決めつけるのではなくて

人間特有の持って生まれたものとして

受け入れたうえで

それら感情に飲み込まれて

溺れてしまうのではなくて


それら感情と

上手く距離を取りながら

上手く折り合いをつけて

生きていくのが味噌なのだろうと

だいぶん遅きに失した点は否めませんが

ようやく50代にしてたどり着いた

ひとつの答えです。



宮之浦川