楽しかった夏休みももう終わり。
45年前のこの時期の自分は
宿題をやるスイッチが
やっと入ったところです。
夏休みはこれでもかというくらい
たくさんの課題が出ていました。
絵。
これは楽しいので
早々と終わらせていました。
図工。
これも楽しいので
早々と終わらせます。
ドリル。
延々と同じような設問ばかりで
何のためにやっているのか分からなく。
学校でやっているではないか。
読書感想文。
読書感想文のための読書になり
面白くとも何ともない。
・・・
最近は教師の負担を減らすために
夏休みの宿題が無い学校も
ちらほらあるらしい。
自分の子供時代を振り返ると
勉強より遊びが全て。
学校に入る前までは
朝から晩まで
山や川や田んぼで
どろどろになるまで遊び倒し、
疲れてぐっすり寝る、の繰り返し。
子供時代のみずみずしい感性は
その時にいろんな感覚、感情を体験して
吸収していく。
振り返ると本当に充分遊べたな、
というのが実感です。
田舎だったというのもあるし
子供だけで山や川に行っても
なんの問題もない時代背景も
良かったのかもしれません。
勉強も大事なことかもしれませんが
たぶん勉強が好きな子は
強制しなくても自分から勉強するし
遊びが好きな子は
ずっと遊び倒して
そこからいろいろ学べる。
遊びだけでは
将来食べていけないという不安から
勉強が強制されるわけだけれども
実際は遊びの延長線上にあるような仕事が
たくさん成立している現状があります。
(この木工仕事もそれに近いかも)
これからの時代は仕事が
AIにとって代わられることも多くなり
遊びだからこそ価値がある、
そういう価値観が
隆盛していくような気がしています。