クラシックな若さ
ぶらんくらうん
「霜焼けロンリネス」
@シアターミラクル
ミラクルはコメディ専用劇場。
ここにきて笑えなかったらちょっと悲しい。そんなとこ。
大晦日に繰り広げられるドタバタコメディエンターテインメント
演出がねちっこい。高齢者向けな演出というか、クラシカルというか。
コメディとして、本より人で笑わせる傾向に見えた。それでいて内輪にならないのはよかった。
感想がいったりきたりするが悪しからず。
ぶらんくらうん主宰はこの団体をエンターテインメント的遊び場としているが、その要素は見当たらなかった。
単純にコメディ芝居をみた感覚。
普通の芝居とはちがう感覚で観客は臨むのだから、新感覚新表現を組むべきだろう。演出力はそういう面で不足。
構成も演出も後藤ひろひとに影響をうけているのかその傾向あり。
スプーキーハウスにどこか似ていた。
戯曲線が曖昧。盛り上げたいであろうところでもってこない。
それと問題点の提示がご都合主義。気になる人は気になるが、そうでもないとも言える。
この団体はそれを良しとしているように見えた。
コメディとしての出来は花丸に近いと思う。
よしもと的な意味で。
とても今風ではない。古風というかクラシカルな良質な笑いだ。
要素要素は面白いものがあるし、役の使い方もうまい。
ただ、今後、コメディを先導できる強いエンターテイナーがいない場合が怖い。
早く独自のスタイル、演出方を構築すべきだろう。