こんばんは。妻木です。
サポート先の店舗スタッフと話をしていて、強く感じることがあります。
それは、「分かる」ことと「出来る」ことは全く別ということです。
スタッフは分かっていても出来ない場合が非常に多いんです。「知識」としてしか身についていなくて、「知識」を「行為」として「行動」出来ないんです。
ですので、「教えた、教えない」、「出来る、出来ない」というやり取りが生まれます。
これってスタッフ個人の問題ではなく、教える側に問題があることも多いんです。
「教えたから出来るでしょ?」というのはあくまでも「出来る人」の意見に過ぎません。
では、どうしたらいいか。
大前提は、「出来ない人の立場に立って考える」ことです。もっと言うと、「昔の自分を思い出す」ことです。誰だって始めからは出来てはいなかったはずです。
これって、出来ない理由を理解してあげる、ということなんです。これを忘れると「出来ない」ことが理解できず、効果的に教えることが出来なくなります。
その上で「体感させる」ことが重要になります。体感すれば「出来る」とはどういうことかが「経験」として理解できます。
「知識」では直接行為に結びつきませんが、「経験」は行為に直結します。あとは反復で定着を図れば、「分かる」ではなく「出来る」になるんです。
妻木でした