こんばんは。妻木です。
接客についての続きです。
こちらの記事 で、
① 接客は一番出来ない人から教育を始める
② まずは顔を上げる(目線を合わせる)事からはじめる
ということを書きました。
すごく簡単なことですよね。はっきり言って、教えれば1分後には出来るようなことです。でも、なぜか出来ていません。教えても1時間後には元に戻ってしまいます。
なぜでしょうか。
今回はそこについて考えていきます。
そもそも接客の悪い人は何を考えて接客しているんでしょうか?
■ 接客を悪くして、お店の売上が下がればいいと思っている
■ 店長が困ればいいと思っている
■ お客様が嫌い
■ 接客なんて必要ないと思っている
…実は、こんなふうに思っている…わけではありません。
では、どのように考えているのかというと…
実は何も考えていません
ですので、「いい接客をしよう!」と言ってもいい接客が出来ないんです。そもそも「いい接客」とは何か、を考えていないんですから。
だから、「行為」に落とし込み、同時に、出来るようになるまで何回でも「見せる」事が必要です。
これは理論・理屈ではなく、「体感」でしか分からないんです。1つ1つの「行為」を実際にやって、見せ、考えさせる。これを反復することで、ようやく考えることが始まるんです。
非常に手間が掛かることですが、この手間を省いては、お互いに不満が大きくなってしまいます。小さなことから少しずつ目指す段階への階段を昇っていくことが必要です。
妻木でした