どうも、明聖です。

7月に入りましたがいかがお過ごしでしょうか。こちとら仕事に追われてひーひー言っています。

自分のスキルアップも兼ねている部分もありますが、8割は自分と関係のない仕事でひーひー言ってます。

 

そんなことを申しても仕方ないのでストレス解消を兼ねてブログを更新します。

 

≪前回のあらすじ≫

やっぱり【青鬼集落】と【青鬼神社】は幻想の入り口で違いない。

 

≪今回の話≫

 

あらすじにもあった【青鬼集落】を後にした我々ご一行。時間もお昼をちょうどぐらいのタイミングだったのでこのまま【白馬】の中心地でご飯でも食べるか。みたいな話になって、幹線道路を走っていたのですがどうもお店が見つからない。

いや、あったんですけど満席でだめだったというのがまず来ますかね。

 

そんなことで本来の目的地を目指しながら見つけたお店に入ろうってなったんです。

 

で、見つけたのがここでした。

 

 

此処が何処かって言われると【道の駅 白馬】ですね。いや、今回の旅は道の駅さんに大分お世話になってる。

何かしらあるだろうと思って寄りました。で、施設に入る前のところで(なんにもない平坦な道で)OYくんが転んだのか、それとも神の思し召しなのかわかりませんが前にいたITくんをいきなり押しました。

 

「うお!!すいません、ITさん!」

「いやね!君は旅の時に一回は俺の背中押すようになってるよね!!」

 

この2人は旅先でなぜか毎回抱き着いたり、お互いをハグしたりと相性が抜群なんですよ(笑)

 

そんなやりとりをした数秒後、今度は僕らの前に立ちはだかるものが。。。

 

 

目の前に現れた時は頭が???になりました。そして次に思ったのは『なんだ、こいつ』でした。

この正体は名前はすごく長いので忘れましたが、確か「シュヴァルブランなんたら」という【白馬村のマスコットキャラ】でした。おそらく村役場の人がiPadを取りながらPRのための何かをしていたのだろうと思います。

数多くのお客さんをもてなし、ふれあいをしていたから…たぶん人気なんでしょう。

 

 

ちなみにお昼はカレーにしました。ですが【白馬】はなんか古代米?なんでしょうか。紫色のご飯が推しらしくて、それがこうなった次第です。味は普通においしかったです。けど白米との違いは判りませんでした。

ITくんはもう飲んだくれなので、ここでも白馬の地ビールを購入して飲んでいました。

 

 

ちょいちょい【道の駅 白馬】を満喫したので目的地を目指すことに。次の目的地は我々飲兵衛グループおすすめのお店。

という前に僕は個人的に欲しいものがありました。それは『ヘパリーゼ』でした。これだけ飲兵衛飲兵衛行っているのですが、今回の旅も車。で、明日は帰宅しなければならないため…誰かしらが明日の朝には正常に戻ってないといけないわけでして。

で、我々の旅は前の記事にも書きましたが夜に関しては僕がダウンして勝手に寝てしまうこととITくんとOYくんは遅くまで晩酌していることで起きるのが遅いのもあるのですが、大体運転者は僕になります。

もちろんこの中では最年長者という肩書、旅の発案者という自覚、なんだかんだ2人の飲みっぷりとそのくだりが面白いなどの様々な理由があってのことですが。

とにもかくにも昔からそんな立ち回り(酔っ払いのお世話をする的な)だったため、いつも『ヘパリーゼ』を買っては飲み、自分でもそこそこ飲んで次の日に備える的な感じでした。

ということで手に入れたいのですが…長野は売ってません。いや、あるんですけど僕個人のこだわりでプレミアム以上じゃないとだめなんですよ。それがないんです。大概のコンビニには売ってると思っていたのですが、甘かったです。というか僕の地元じゃ当たり前だったから、そういった意味では僕の地元は飲兵衛対策ばっちりなのか。

結局道すがらのコンビニをかたっぱしから寄りました。結果は以下のコメントです。

 

「やっぱファミマしか勝たんわ」

 

そんなことしていたらいつの間にかOYくんは寝てました。聞くところによると先日は夜遅くまで何かしていたようで。僕とITくんは起こすのもなんだし、という精神でほっときました。で、例のお店を目指している最中に気になる看板を見つけて寄ることに。

 

 

 

 

 

 

それがここ、安曇野にある【仁科神明宮】です。ここに来たのは偶然でした。たまたま道すがら看板を見つけて、国宝って大きく書いてあるから寄ってみようか?みたいな気持ちで。ただ、入り口からの道のりは狭かったです。同タイミングで大型バスが1台やってきましたが、すれ違いできないんじゃないかな。

 

神社自体も大きいですし、周りの木々や静けさもあいまって厳かな雰囲気がぷんぷんしていました。きっとパワースポット的なサムシングを感じられるところです。有名なのかもしれませんが僕からしたら穴場というか、ちょっと隠しておきたい隠れスポット的になる神社ですね。知る人ぞ知るっていうか。さっきのツアー客にも女性の若い方々もいまして、たぶんこれ狙いかと。なんか熱心だったし。

あと調べて行ったらどうやらここは仁科氏の所縁ある神社だったそうです。仁科氏って?思われる方もいるので有名どころをあげると武田勝頼の弟で高遠城の城主だった仁科氏が有名ですね。織田信忠の信州遠征の際に戦ったのは有名ですし。

自然と歴史と知れるいい神社でした。

 

そうそう、OYくんがお疲れでおねんねだったので、車内に放置しました。

 

「OYくん、大丈夫でしょうかね?」

「まぁ、暑くないし。それに彼が閉じ込められるとかの心配もないから大丈夫でしょ」

 

というやりとりをしていました。これが後にハプニングになろうとは・・・

 

というフラグをたてて、なにがどうなったかを記録します。

 

【仁科神明宮】を巡った僕らは駐車場にあるとある看板に目を通していました。その看板は簡単に言えばこの辺りの散策コースを案内してくれるものでした。しかしその案内通りに行くなら明らかに自然たっぷりの場所しかなく、2人して「いやいや(笑)」とか言って笑っていました。

で、テンションが高くなったのかとりあえず道通りに行ってみようってなりました。

 

 

 

きっとこの道が散策コースなんだろうと思って歩いていました。そしたら上にある写真のような道で自然感じられんじゃん!!とか言ってました。大体半分くらいに来た時にすごい甲高い音が聞こえました。それは車が無理やり開けようとしたときになるあのブザー音でした。

 

「明聖さん、なんかめっちゃ音鳴ってません?」

「うん、鳴ってるね。この音ってあれだよね、車の」

「ですね・・・というかここまで聞こえるもんなんですね」

「さすが神秘的にて、自然オンリーの音しか聞こえないところだよねー・・・というかさ、この音って僕らの車だったりする?」

「いやいやいやいや、だってOYくんが車にいるんですよ!?それなのに車上荒らしみたいな真似するやつ、いませんよー」

「そうだよねー・・・でもOYくんが無理やり開けようとしたら鳴るのかな?」

「いやー、車の中にいるのに音って鳴るんですか?」

 

という笑いながらもガチ目になんかあったのか?という一抹の不安を感じた僕らは戻るか…という選択をとって来た道を戻ろうとしました。そしたらまたとある看板を見つけました。そこには散策コースと書いてありました。

そう、つまるところ僕らが歩いたのはここら一帯を管理するための車やらが通る道路であって散策コースではなかったのです。そしてジャングルのように生い茂っている獣道こそが散策コースだったんです。

 

ええ、行きました。もうネタになるだろうと思っていきました。シダ植物がガチ成長して図鑑とかテレビで秘境とか外国でしか見たことがないようなぐらいのサイズで成長しているし、明らかにイノシシが通ったあとあるし、かろうじて人の手が加えられたと思われる個所を頼りに歩きました。そして最難関がやってきました。

 

「明聖さん、小川があります。けど橋がありません」

「んな馬鹿な。いや、ほんとにないわ」

 

なんと勢いがそこそこある川がありました。川幅は忘れましたが、軽くsasukeができる程度でした。今更引き返すこともできず、一番可能性がありそうな(多分昔は橋があったであろう)ところからジャンプしました。

 

「うおー!!なんで!こんな!ことしてるんですか!っていうか明聖さん、撮影しながら川ジャンプするとかありえないですからね!!」

 

ITくんは常時テンションが高かったです(笑)。ちなみに近くに畑があって、そこにいたおじいさんは終始僕らを見ていました。

 

満身創痍で駐車場に帰ってきて、ITくんは再度看板を見ながら文句垂れてました。まぁ、そうなるよね。

そしてOYくんがいなくなってました。まじでやらかしたのでは?と思いましたが、近くのトイレで発見されました。

 

「いや、ドア開けようとしたらめっちゃ鳴ってビビりましたよ!」

 

犯人はあなたでしたか(笑)

 

という自然を満喫した僕らでした。

 

ではでは。