こんばんは、明聖です。

明けましておめでとうございます。ここの更新をするのは僕だけですが今年も細々とやっていく所存です。

といっても前に語ったように旅の記録としてあげるのがほとんどですが。

 

そうそう、年末に漢洋くんと清史くんと僕が共通する友人に会いました。もう10数年ぶりぐらい・・・?

まぁ、プライベートなことなので詳しく語りませんが人生は色々だなって思いました。

 

そんな感じで年末、年始の今まで駅伝に費やしていたので更新が遅くなりました。

といってもこの後も用事があるので今回は軽くあげて、次で今回の旅を終わりにしたいと思います。

 

≪前回のあらすじ≫

 

高山市はやっぱり飲兵衛を愛し、飲兵衛に愛される街だと再認識した。

 

≪今回の話≫

 

さて、夜の高山市を紹介したわけですけどそれには理由がありまして。

我々が泊った宿って民泊だったんですよ。例の如くITくんが探してきて見つけたわけですが。

 

 

確か名前が【総和庵】ですね。上の写真にある暖簾にもそう書いてあるから間違いないですね。2階立てです。

これからは感想交じりのレビュー(口コミ)みたいになっちゃいますけど、それはそれとしてもらえれば。

 

 

 

 

1階は玄関、リビング、キッチン、トイレ2つ、シャワー1つ、お風呂1つでしたかね。僕らは使ってないんでわからないんですけど、確か洗濯機なるものもあったような気がします。

1枚目と3枚目がそのリビングの写真です。男性3名で泊まりましたがそれでも十分広さが取れるほどの大きさです。

3枚目のやつで真ん中にあるのはコーヒー作るあれです。セルフでやってくれます。

いや、結構凄かったです。トイレ2つあるのもそうですけどシャワーオンリーとお風呂(もちろんシャワー付き)が別々になっているなんて驚きました。

それとどこも綺麗ですごく丁寧な方が管理されているんだなって思いました。

 

2階は2部屋あったかな。両方とも布団がすでに敷かれていて寝るための部屋になってましたが(2枚目)、正直有り余って仕方ない。一体、ここは何名まで泊まれるのか・・・

 

しかもお値段がめっちゃ安かった!!なんかクーポンを使ったとかなんとか言ってましたが、あの値段は・・・

僕は不満点、ないです。それぐらいいい宿でした。

 

おっと、宿の話で本来の話とそれてしまいました。

 

 

 

ということで話は戻るのですが、民泊=素泊まりなので夜は自分達でどうにかするってのは当たり前でして。

そこでITくんがネットの力を駆使して探してきたのが地元のお店でした。外見の写真撮り忘れました・・・お店の名前・・・

とりあえず地元の方々をはじめ、人気のお店ってのはわかります。だってすぐに全席埋まってたし。

地元のお酒もそうだし、地元の料理も頼んで堪能しました。確か1枚目が「漬物ステーキ」だったかな。で2枚目が・・・「鳥のなんとか焼き」だったような。

すいません、酔っぱらってしまったのであんまり覚えてないんです。けど両方おいしかったです。

 

 

その後、宿に戻ってトランプを使ってITくんとOYくんが何故かポーカーの勝負をしてまして。

先に3勝したほうが勝ちね!とか言ったITくんが2連勝してもう勝ち確だろう、みたいなセリフを吐いた後に見事3連敗で負けていたのはさすがだなって思いました。そんなこんなでいつの間にかOYくんがダウンしまして。
 

「明聖さん、どうせだったら明日の朝ご飯・・・買いに行きません?」

 

と誘われたので真夜中の高山市を歩くことに。といっても宿から近くのコンビニまでのはずが。

 

「そういや、これだけお酒をふるまってくれる観光地なんてそうそうないけど、お店ってどうなんだろうね」

「あー、そうですね。さっきのお店もちょちょいのちょいで調べて決めたので。あっちとかお店ありそうですよね?」

 

なんて会話をしたのでたぶん地元の方々が主に行かれる飲み屋通りっぽいところを歩いてみることに。

もちろん時間はもう深夜に差し掛かろうって時間なのでどこも店じまい・・・けどお店は結構あるんだなって思いました。

 

そしたら何故か僕らの後ろに1名の男性の方がとことこと近づいてくるではありませんか。

すぐさま話しかけられて、あれよあれよと連れていかれたのが上の写真の場所。それまでの流れはポケモン初期の強制イベントのそれに似ていましたね。

 

「ここ、俺のお店なのよ。お兄さんたちはどこから?」

 

すごく気さくに話しかけてくれて。それから身の上話を含めて色々な話を聞かせてくれました。こんな感じです。

 

・(主人は)若い頃、上京して働いていたけどどうしても高山を忘れられず戻ってきたこと。

・その後、(何の業種か忘れましたが)自分で会社を設立。細々と経営しながらいっぱしの手腕で花開いたこと。

・飲兵衛からパワーアップして自分で自分のためのお店(写真のやつ)を開いたこと。

 

なんかこんな感じの話だったような。とにかくバイタリティーとか行動力とかすげーもんがいっぱいあるんだってことは凄くわかりました。僕もITくんもただただ感心するほかなくて。

で、僕は思ったんですよ。きっとなんかの帰り際で寄ろうと思った時に僕とITくんを見かけて話しかけてくれたんだと。

 

「今からお店開くのよ。でね、飲兵衛なおじいさんやら何やらがやってきて、たぶん朝までやるんじゃないかなー」

 

いやいや、もう日付変わろうとしてるんですよ。今からオープンって。しかもその来るであろう客がそれまで一緒に飲んでいた相手の方々ってどういうことなの・・・

もうね、【高山市】の飲兵衛のレベルが段違いだって教えてくれましたわ。そりゃ、酒蔵がいくつもあるわけよ。

これには我らの飲兵衛大将ITくんも苦笑い。僕は世の中の格の差ってやつをまじまじと教えてもらいました。

最後に、今度高山市に来た時には寄ろうって約束みたいなことを交わして終わりました。

 

改めてタイトルにもしましたが、やっぱり高山市は来てくれた飲兵衛に愛される街であることは疑いもないことだと思います。

ですが今回の旅で高山市に住む方々は我々の飲兵衛というラインを遥かに超えた飲兵衛さん達がいるってことを教えてくれました。従って夜ももちろん飲兵衛の街なんです。

 

高山・・・そこは飲兵衛の聖地であることは違いない。

 

ではでは。