1月20日、

私が初めて選挙に立候補した時から

「小竹ともこ連合後援会」会長をお引き受けくださっていた池田博会長がご逝去されました。

長年、月寒地区町内会連合会会長、月寒三区町内会会長をお務めになられ、その貢献に対して「札幌市自治振興功労者賞」も受賞されていらっしゃいます。

11年前、来たる統一地方選挙まであと3ヶ月と少ししかない12月の下旬、

当時、月寒地区町内会連合会の会長であった亡き父と共に二人で池田会長のお宅に伺いました。
地下鉄駅すぐ近くにある大変立派な門構えの邸宅です。

広い玄関で、父が私を紹介してくれ少し話しをした後、

「娘の後援会会長を引き受けてもらえないだろうか」と切り出しました。

実は、このとき私は初めて池田会長にお会いしたこともあり、「少し考えさせていただきたい。」そのようなお返事をいただくことになるであろうと思っていました。

ですが、(もしかしたら事前に父がそのことをお願いしていたのかもしれませんが…)

それほど間が空くこともなく

「わかりました。町内会会長としてではなく、月寒高校の後輩として応援します。」と仰ってくださったのです…!


当時の私は、母校である月寒高校のPTA会長だったことくらいしか「肩書き」もなく、商店街理事長、町連会長など数多くの地域での役割を担う父(小竹邦雄)の娘であることだけが、自分の存在を示す確かなものだったと思います。

池田会長が、私如きの後援会会長をお引き受けくださったのは、それだけ父への信頼が厚く、それがあったからこそ即答してくださったのかもしれません。


とは、申しても

選挙まで残された日数はわずか、

当選の見込みが非常に厳しい私の後援会会長をお引き受けくださったことに

本当に申し訳なく

今振り返り、あらためて

これまで私をお支えいただいた事に

心から深く深く感謝を申し上げます。


以下、

会長との11年間〜ほんのほんの一部を。



ダイヤオレンジ2014年1月、月寒地区新年交礼会にて



ダイヤオレンジ2014年7月、フェスタつきさっぷにて

(写真左から)

高木ひろひさ衆議院議員

大越あつこ道議会議員

池田博会長

長谷川宏和アナウンサー



ダイヤオレンジ2014年11月、月寒高校同窓会にて

(写真上段左から二人目が池田会長、六人目が私です。)



ダイヤオレンジ2015年4月、

月寒地区町内会連合会総会後の懇親会にて

写真左は小西豊平区長(当時)



ダイヤオレンジ2015年9月、

月寒神社例大祭神輿渡御を終えて



ダイヤオレンジ2018年11月、

「小竹ともこと集う会」

   (パークホテルにて)



ダイヤオレンジ2019年1月、

札幌市防災表彰式にて

地域防災に尽力したとして月寒会地区町内会連合会が受賞しました。



ダイヤオレンジ前回の選挙、2019年4月

私が三期目にしてトップ当選を取らせていただいた時の写真…

池田会長が「本当に良くやった、知子は頑張った!」と何度も何度も本当に嬉しそうに仰ってくださったことが、ついこの前のような気がします。



そして…

この2年間は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により

社会や私たちの生活は大きく変化せざるを得ませんでした。

地域コミュニティーの核となる町内会活動も中止や縮減を余儀なくされ、会長にお会い出来る機会も激減してしまいました。

この間、後援会活動については池田会長に都度ご相談をし判断を仰ぐ場面が多かったのですが、そうしているうちに会長の体調が優れないことが伝わってきました。

コロナ禍のためお見舞いもままならず、

ただただ心配する日を送って参りましたが、遂にその日が…。


訃報を受け、その日の夕方

ご遺体が安置されている斎場に伺いました。

静かに目を瞑る会長のお顔を拝見して

さまざまな場面が思い起こされ

涙が溢れ言葉になりませんでした…。


今はただ、会長に心からの感謝と

ご冥福をお祈り申し上げます。

どうか、これからも

見守ってくださいますように。