『忠霊塔』は国難に殉じ、今日の平和と繁栄の礎となってくださった多くの御霊を追悼し、恒久平和を祈念するものです。
月寒忠霊塔の納骨堂には、日露戦争から大東亜戦争までの戦没者のご遺骨2115柱とご遺品名盤名簿等1743柱で計3858柱がぎっしりと納められています。
昭和9年(1934年)の建立から80年以上がたち、老朽化が進み、公園で遊ぶ子どもたちが近づかないように長い間、フェンスで囲まれていて、それはやや異様な光景でもありました。
今秋から行われていた補修工事がようやく終了。
小雪舞う中、平和公園に堂々とした姿を見せてくれていました。
【12月3日午前撮影】
花立や香炉もきれいになりました。
補修の要望の声も多い中、解体の議論が一部にでたこともありましたが、
紆余曲折の末、今年10月、紅葉美しい頃に補修工事が始まりました。
子どもたち向けに・・・。
そして、錆びていた旧式の換気口も
納骨堂の錆びた鉄扉にくずれた壁面も・・・。
画像の白いものは降っていた「雪」です。
工事が終了すると、公園で遊ぶ子どもたちが忠霊塔の階段をのぼったり下りたり。
この日常が子どもたちに「平和」と確かな史実をおしえてくれます。
工事が完了して終わりではなく
次世代、未来へと引き継ぐために
今後の維持管理のあり方について
月寒忠霊塔奉賛会会長である
前衆議院議員 高木先生を中心に進めていきたいと考えております。