今日は議案審査特別委員会で公立夜間中学校についての質疑に立ちました。

今定例会補正予算に公立夜間中学校設置に関する調査費が計上され、具体的な検討に向けようやく踏み出すことになりました。


同級生の暴力から命の危険を感じ不登校となったまま卒業証書を手にした「型式卒業者」と呼ばれる青年の苦悩ー。

「中学校の全課程を修了したことを証する」と書かれた卒業証書は偽りのもの、本当に辛くて悔しいと語りました。社会人となり夜間中学で学び直しをしていく中で自信と自己肯定感が高まったと感じます。これはほんの一例。

札幌にこれまでなかった新たな教育機関ですので課題山積、理想と現実の狭間に陥る問題もあるでしょうが「教育機会確保法」を基に着実に基本計画策定を進めていただくよう求めました。