6月17日(月)
地域の身近な場所での子育て支援、中央区円山にある『子育て拠点てんてん』を政審会メンバーで視察しました。
大都市札幌での育児が孤立しないように、親子が自由に楽しく交流できる「敷居が低く」て「第二の実家のような」子育て環境をと長年活動されています。
おもちゃは、質の良い本物を与えたいとのことで
プラスチック製のものやキャラクターものは使わないようにしているとの事です。積み木やブロック等は一式40,000円もするとか!
棚にキッチリと並んだ本は厳選されたものです、
今月初旬に報道された札幌市中央区での児童虐待、そして札幌市児童相談所の対応ー。
母親とその交際相手の虐待によるであろう池田詩梨(ことり)ちゃんのあまりにも痛ましい衰弱死。私ども会派としても直ちに市長に対して再発防止と早急な改善策の緊急要望書を提出をしました。一人一人の子どもが豊かに幸せに育つように、
出来ることを総動員してという思いを皆が共有しています。
今回の視察では、このような子育ての拠り所が、精一杯の自助努力により成り立っている綱渡り状態であり、人件費や運営費不足で厳しいという現状も確認できました。
札幌市は、今こそ子育て行政に人も予算も手厚く、更にはそれは数量的なことだけではなく本当の意味での質を高めていかなければいけないと強く感じています。