「即行」を今年の目標にした元旦から三週間が経ち、
早くも挫折…とは言いたくないのですが、
またもすっかり、報告が遅くなってしまいました。
16日(火)のことなのでもう5日前のこと―。
私の事務所は地下鉄「月寒中央駅」1番出口横にあり、
国道にアクセスする車と、月寒高校の生徒たちをはじめ税務署、ハローワーク等があるため歩行者も多く、いずれもその通行量は相当なものとなっています。
地下鉄出口すぐ横の道路は、毎年、歩道側から車道側にすり鉢状になり大変危険な状況となります。
札幌市は昨年末、50年ぶりという大雪に見舞われました。
その上、寒暖差が激しく、日中溶けた雪が夜間凍る、の繰り返しで、悪路~「氷のすり鉢道路」になっていました。(下の写真でわかりますか。)
                                  下矢印

(写真がヘタでよくわからないかもしれませんが、歩道から車道への斜度はかなりキツイものでした)


まずはとにかく「滑り止めの砂」をまき、
この危険極まりない状況を土木センターに伝える一方で
さらに「滑り止めの砂」をまき
そうしている間にも被害者が続出…
転倒し、立ち上がれなくなった方を小竹金物店の従業員が起こすこと数回、両脇を支えすぐ裏のご自宅まで送って差し上げたり、遂には救急車で搬送されたケースもありました。
きっと他にも多くの転倒者の方がいたのだと思います。
豊平土木センターから部長、維持管理課長、維持係長が状況見分に来られた時は、(除雪を)できる、できないではなく、とにかく一刻も早くこの危険な状況を改善してほしいと強く強く訴えました。
その甲斐もあって豊平土木センターから徐排雪作業決定の連絡が前日夕刻に入り、
ようやく17日の朝、


作業の開始です。 
道行く方も思わず見入っていました。 

    


半日かけての作業で、車道と歩道の区別もできました。
「すり鉢」が消えました。 道幅も広くなりました。
もう、小走りで車のわきをすり抜けることをしなくてもよくなりました。


ちょうど、冬休みも終わるころでしたので、
子どもたちも、高校生も通学する時期になんとか間に合いました。
1月17日の午後には、顔をだした歩道を歩き、
地下鉄構内へと入っていく帰宅する高校生の姿を目にして、
胸をなでおろしましたが、ここに限らず市内で相当な箇所が危険な状況となっています。
危険とわかってはいても通らざるを得ない、しかも車両、歩行者ともに通行量が多い道路、またスクールゾーンなど市に対しては優先順位を確保しての除雪を強く望んでいきたいと思います。
 
事務所の窓から見ると、
歩道と車道の区別がついたのがよくわかります。