知事選・市長選が公示となり、
選挙!選挙!となっていますが、そのような中、
先日春休みになり静まった校舎~中学校へ行ってきました。
新年度から難聴の生徒のための特別支援学級が設置されることになった豊平区の中の島中学校へ出向き、この春入学する難聴の男子生徒と保護者の方と共にその状況を確認してまいりました。
これまでは校区外に設置された教室まで出向く「他校通級」を余儀なくされていましたが、難聴の児童生徒自身が通う学校で指導が受けられることになったわけで札幌市ではこれが“初”の難聴生徒のための特別支援学級の設置ということになります。
教頭、総務、担当教員、小学校の通級指導教員~皆が、その難聴の生徒のためにより良い環境を求めて心を砕いている姿勢が見られ、障がいのある子どもと障がいのない子どもが同じ場で学び障がいに対する理解を深めていく「インクルーシブ教育」が推進されていると感じました。
小学生の時に初めて会ったその男の子は、今はお母さんよりずっと背丈が高くなり非常に活発で、「中学生になったら部活はテニスをやりたい、ダブルスの後衛であれば難聴でもできる!」と張り切っています。
勉強面でも遅れがちとは言え頑張り屋さん、普通高校への進学を考えています。
私は難聴という障がいを持ちながらも将来の社会的自立を目指して頑張っているY君をこれからも応援していきたいと思っています。