(※本日、2度目の更新です)

最近、月寒高校へ行くと定時制の職員室に直行、度々お邪魔しております。

市議として勉強会、会合等で土木業・建設業界の方々とお会いする度、人手不足、担い手不足の深刻な状況を直接伺います。

社会整備そのものを担う重要な分野で働き手がいなくなれば現在の道路、橋梁、建造物等々の更新どころか維持、管理が困難になり、国民は現在のような供給を受けることができなくなります。

政府・与党も人手不足が景気回復の足を引っ張る事態を何とか防ごうと、外国人労働者の受け入れ拡大の検討をすすめています。(ことの是非は別として、事実)

一方で在学中のアルバイト、卒業後の就職が決まらない定時制生徒がいます。


そこでアルバイトから正規採用につながるためのマッチング~「若者就労支援」と早速動いているわけですが、このことは予想以上に簡単なことではなく実にさまざまな困難な問題、障壁が横たわっています。

先ず業界全体へのイメージは決して良いものではなく、いわゆる労働環境が「3K」(キツイ、キタナイ、キケン)との固定化された概念が一般化し、生徒、学生が就職希望しない、また高学歴社会となり大学全入時代といわれる昨今、現場作業員を志望する層は薄くなっていることは否めません。

業界では最優先課題として安全対策を強化推進し労働環境の改善、労働者の確保に努力されていますが、札幌市も含め自治体での工事入札が人出不足、資材不足で不調となっている現状があり深刻な問題となっています。

この問題については官民一体となり一層の取組を進めていかなければならないことは当然ですが、一市議としても本当に微力ではありますが出来うる限りのことをさせていただきたく、私ができることーそれはやはり「人と人をつなぐ」ことであり、その前段階として業界のイメージアップの為にさまざまな仕掛けを試みたいと考えています。

定時制、通信制奨学金制度についても事業者の方々にご理解いただき、企業側が求める人材=「即戦力となる有資格者」ではなくコミュニケーション能力に不十分な面もあるかもしれませんが真面目に勉強し皆勤の定時制生徒がいることを知っていただきたいと思うのです。

「社会貢献するためにも人材育成に力を入れたい、俺のところへ来い。一人前にしてやるから」と力強くお話してくださる若い社長さんにもお会いしました。

私が市議を志すきっかけとなった月定との出会い、そして市議を続けたいと思う訳がこんなところにあるのです。

継続したい、と…。

そんなわけで頑張ります。

 


この春、ご退職される伊藤芳明教頭先生。

ご覧のとおりの…優しく温かいお人柄。

4月からは大学で教鞭を執られるとのこと、またお目にかかれますね。



そして…ご存知、青鬼こと青島先生。
「小竹さんのようなおせっかいなオバちゃんがいてくれたおかげで…」
と大変アリガタイσ(^_^;)お言葉をいただきましたパーーーンチ!