昨日10日午後1時から開催された建設委員会は案件盛りだくさんで終了時間は6時過ぎとなりました。
はじめに「下水道工事死亡事故原因の解明と事故防止に万全な対策を求める請願」についての審査、
続いて今定例会に提出された議案の審査、
そして、昨日夕方のTVニュースや今朝の朝刊などで取り上げられたように、
「市の資材置場におけるH型鋼材の盗難事件について」では、
かなりの時間を割いての質疑となりました。

事件の概要について矢印矢印

札幌鋼材盗難 新たに2574トン判明 市、ずさん管理



札幌市北区新琴似町の市建設局「新琴似資材置場」で5月以前、工事用鋼材980トンが盗まれた事件で、札幌市は6日、新たに2574トンの盗難が判明し、被害は計3554トン(7500万円相当)になったと発表した。同市は鋼材の定期点検をせず、管理台帳も作成していなかったため、被害量の把握が遅れたとして陳謝している。


何ともお粗末…としかいいようのないずさんな管理体制…否、管理など一切されていなかった~置きっぱなしにしていただけと言ってもいい状況なのでした。

上田市長が、「まことに恥ずかしい、市民の財産でもあるのに…泥棒を助けてしまったかのような状況…」などと陳謝する重苦しい表情を、副委員長席から見ていました。


これが民間企業であればと考えましたが、こんなに長期間にわたりこれだけの盗難が発覚しないこと自体あり得ないと思われ、市側がその責任を全面的に認めてもなお、納得いかない質疑となりました。

今後の再発防止対策と管理体制の改善を強く求めます!