更新遅れで12日の記事です。
午後から北海道自民党・保守系女性議員連絡協議会総会が中央区のホテルで開かれました。

クローバー会長・大崎誠子道議会議員




来賓として道連幹事長・岩本剛人道議会議員にご挨拶をいただき7月に行われる参院選、ネット選挙のガイドラインなどについての質疑もありました。





総会終了後は勉強会(講演会)です。
まずは「北海道のエネルギーの現状と課題について」

北海道経済部産業振興局 環境エネルギー室 倉本博史室長





続いて「北海道の教育の現状と課題について」

北海道教育庁総務政策局 杉本昭則局長


全国学力・学習状況調査のデータ
棒グラフの黒い方が全国、
白い方が北海道です。
一目瞭然!小学校においては全教科において低く、
中学校になると 全体的に全国平均に近づいてはいますが、わずかに全国を上回っているのは国語B(読むこと)と、理科(地学的領域)だけ、というのが現状です。




そしてこれがまた深刻な状況
「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」のデータです。
全国平均を50とした場合の北海道の偏差値を表したグラフ。
どれも全国平均を大きく下回っており、上位県と比べ、大幅に低い結果となっており、肥満児の割合が高く、テレビの視聴時間が長いなど日常の運動を含めた生活習慣に課題が見られます。


道教委では学力、体力向上に数値目標を掲げ積極的な支援プログラムに取り組んでいます。
一方、札幌市教育委員会では昨年度まで学力テストへの参加も抽出校のみで本人や保護者が
自分の学力が全国の中でどの辺りに位置するかを知ることができず、弱点を克服する機会を逸している場合もあるのではと、さまざまな観点からその取組姿勢に対して私どもの会派では市議会において再三取り上げてきた問題でもあります。



さて、3人目の講師は

日本看護連盟前幹事長の石田まさひろ氏

「社会保障の課題について」

ご講演をいただきました。

「療養病棟~医療現場での実態と苦悩」「地域医療・在宅看護の課題」「地方での医師、看護師の不足」等々、正に山積する課題・問題について看護職(専門)の立場で制度を変えていきたいと説得力にあふれたお話は本当にもっとお聞きしたかったです。