今日31日、札幌市は今年6月に覚せい剤取締法違反により逮捕された白石区在住(住民登録は中央区)の伊藤学(マサト)53歳=現在公判中を「詐欺罪」で告訴しました。


札幌市議会議員 小竹ともこ オフィシャルブログ Powered by Ameba

詐欺罪とする理由は「自動車を複数台所有していながら、これを中央区保護課に申請せずに生活保護申請をし、生活保護費を不正に受給していたこと」です。

被害額は平成23年9月6日から今年逮捕されるまでの間の受給を受けていた(医療費等現物で支給された額をのぞいた)生活保護費1,415,516円です。


高級外車を含め7台も自動車を所有していたにも関わらず、なぜ発覚しなかったのかというと
中古車販売の関係先に駐車していたらしいとのこと。
腹が立つのはその故意の隠ぺいによる不正受給だけではなく、
この被告が公判後、服役、そして刑期を終え出所後も、職につくことができなければまた生活保護を受けるであろうこと。

それらはまた全て税金で賄われるというのがどうにも…パンチ!

お祭りや地域をまわっていて皆さんから聞く声の中で多いものの中の一つが、生活保護不正受給の問題です。

憲法25条の生存権に基づく生活保護法が適正に運用されるためにも、制度の抜本的な見直しを進めていくべきと考えます。