3日間の視察から札幌に戻りました。
午前中は先月開設されたばかりの「東京性暴力センター」にて平川和子事務局長より、開設に至るまでの経緯とご苦労、今尚多く抱える課題、今後の取組までお聞きし、予定していた時間がアッと言う間に過ぎてしまい足りないほどでした。

大阪の「SACHIKO」、「名古屋のハートフルセンター」に続き、性暴力被害に遭った女性に対して医療、カウンセリング、警察との連携など被害者の救済を第一義に設置されたワンストップセンターです。

性暴力…、それが時には肉親による少女への性暴力であったり、兄妹間である場合もまた、被害者である少女は誰にも言えず一人悩み苦しみ、やがてそれは深いトラウマとなり、その傷の深さは到底推し量ることができません。

平川さんのお話しでは、被害に遭って1か月の急性期内に相談してくれることが、回復には望ましいとのことですが、現実は長い間抱え込んでしまうケースが殆どとのことです。

運営していくための資金、受け入れに協力してくれる医療機関、相談員の確保・手当、研修、そして自治体の理解…、などなど。
いざ!札幌にも開設を!と考えた時、ザッとあげただけでも、こんなにも多くの課題がありますが、
一つ一つ山を越えていく気持ちで実現させたいものです。







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