少子化対策特別委員会県外視察(3日目) | とみの和憲 徒然ブログ Powered by Ameba

少子化対策特別委員会県外視察(3日目)

少子化対策特別委員会県外視察3日目。

午前9時30分頃、「学校法人三幸学園東京みらい中学校」さんへ。


足立区「旧足立千寿第五小学校用地活用事業」の公募プロポーザルで事業者選定を受託し、来年4月から「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」として開校予定。
下の画像はカフェのようなライブラリーラウンジ(玄関)。
下駄箱や段差がなく、つながっている造り。


職員室ではなくスタッフルーム。
できるだけ典型的な学校で用いる用語を使わない工夫があります。


最上階、7階にあるアクティブルーム(体育館)。


マルチルーム
個別の学習スペースで、視線が気になる生徒や一人で過ごしたい生徒の居場所になって欲しいとの考えでアレンジされています。


廊下も柔らかなイメージ


CCルーム(家庭科室)


サイエンスルーム(理科室)



人工芝を敷いた運動場


施設見学後、ご説明。


〔三幸学園が東京みらい中学校を通して実現すること〕
1.学校での対人関係の悩み、勉強についていけない不安、本人も理解できない体調不良等の精神的ストレスなどから解放し、 登校へのハードルを下げ、対人スキルや基礎学習を一から学べる環境を創ること
2.小中学校での教育課程内容が十分に履修できていない生徒に対し、特例校制度を活用して義務教育の学びの場を提供すること
3.地元や周辺自治体と協働し、不登校問題に正面から取り組み、社会の期待に応えること


 

【東京みらい中学校】
(1)学校法人三幸学園 東京みらい中学校(文部科学省指定 教育課程特例校)
①理念
きょう、選ばれる学校
あした、輝ける学校
みらい、誇れる学校
②その他
2024年年4月開校
(2)4つの特徴
①カリキュラムの特徴
学校内外での様々な体験活動や特色のある授業などの取り組み等を通して、夢や目標を見つけ、それに対して主体的に考え行動す る力を育むカリキュラムを運用している。
②安心できる“居場所”
生徒の個性を大切にし、全スタッフで生徒が安心できる居場所を作ります。勉強や学校生活について相談できるスタッフや落ち着ける環境を構築している。
③多様なICTの活用
生徒の学びをさらに深めるために、ICTを活用することで、生徒一人一人の習熟度に合わせた学習やクラスメイトと行う協働学習が可能としている。
④好奇心を育む実践中心の社会的活動
様々な業界の専門学校体験授業や”人”との関わりを多く持つ行事等を通して、職業理解を深め、実社会で求められる生きる力を学ぶことができるようにしている。
(3)学習環境 (つながりと自主性でステップアップ 一特徴のある教科一)
①社会性を育む 「SST (ソーシャルスキルトレーニング)」
将来社会生活をおくる上で、人との関わりやコミュニケーションは不可欠である。本校ではグループ専門学校の授業体験や、不登校経験のある先輩などとの交流と通して、キャリア形成への取り組みや対人関係のスキルアップを育むことができるようにしている。

②自律性を磨く 「マイタイム」

学習進度に合わせて先生と生徒で計画を立て、実行しながら苦手を克服し、得意分野をさらに伸ばすことをめざしている。徐々に自ら計画を立てることができる力を育くんでいき、学校に通えていなかった期間、学べなかったところなどを学び直すこともできるようにしている。

③好奇心を引き出すための工夫された校舎

駅から近い好立地に、多彩な学びのニーズに対応した校舎。ピロティや、ライブラリーラウンジなど、学校生活を彩る居場所がたくさん設置されている。

東京みらい中学校 


午前11時頃、「東京みらい中学校」さんでの視察終了。

その後、羽田空港へ移動。

ランチは羽田空港内で『ロース丼』。


羽田空港から高松空港へ。
■羽田空港
↓ 13:35~14:55
↓ ANA997便
■高松空港


ちょっと遅れましたが、午後3時20分頃、高松空港に無事に着陸。

そして、午後3時50分頃、帰宅。

夕方、地元の方とことでんバスに乗りで街中へ。
■御厩/ことでんバス
↓ 17:32~17:59
↓ ことでんバス・44御厩線  高松駅行
■瓦町/ことでんバス


地元の方との呑み会。
軽く一次会をしてから、一緒に行きましょうとの数年来のお約束を果たすため、瓦町2丁目の「Anejo(アネホ)」さんへ。


地元の方の妻様に送迎して頂き、午後10時頃、帰宅。